内容説明
パリでバレエ留学中の安奈は、ある日窃盗事件に巻き込まれる。忌まわしいその体験が甘美に思い出されるのは、その時に出会った美しい男の黒い瞳のせいだ。もう一度会いたい。安奈は彼から手渡された「鍵」を手がかりに、パリからバルセロナへ旅立つ―。光と闇に彩られた「カタロニア」を舞台にくり拡げられる恋と冒険と希望の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのぶ
27
極上のラブサスペンスとあって拝読。ローマの休日を連想。占いの結果でラストの予測も出来たので主人公に幸せな未来がある事を願います。2019/02/26
Artemis
14
若いからこその情熱もあるだろうし、人生生きていれば後悔なんて少ない方がいいわけで、であれば今気になる彼に会うためにできる行動をするというのも大事。人生棒に降るかどうかなんで結局後になってしまってわかる結果論に過ぎない。自分が納得できる選択をすることが大事だと思う。2020/10/22
ane
5
魅力的な登場人物ばかりなのに、いろんなことが中途半端で、終わっている感じ。バルセロナの魅力だけは、多少伝わっただろうか。2013/06/30
しろちさ
3
これは…何が言いたかった本(;・∀・)?2013/05/26
sau
2
十代の時に読んでいたら、さぞ楽しかっただろうなぁ〜。今だともう展開が全部わかってしまうので驚きやワクワクが少なくなってしまっているという悲しみ。 2021/11/212021/11/21