内容説明
「ルンルンを買っておうちへ帰ろう」という1冊の本で、一躍マスコミのスターになって6年。その間、直木賞を受賞、小説もエッセイも大好調で、忙しい作家生活もすっかり板についてくる。一方、私生活では、いくつかに恋が通り過ぎて…。デビューの頃から今まで、その時時の思いを胸に、新たな出会いを求めて、真理子さんは旅に出ます。行き先は、ロンドン、ハワイ、京都、熱海等の名所から、都内のレストランまで40ケ所。天性の好奇心とユーモアと、鋭い眼識とがあいまって、思わず笑ってしまう、楽しい旅エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
7
海外を含む全国40か所の旅行記。1か所あたり8ページで、うち1ページにスナップ写真が掲載されてるのでするする読める。バブル上昇期でかなり贅沢な旅が多いかな。林の故郷、甲府にて、春先は桃のシーズンで盆地一面まるでピンクの絨毯を敷いたようで美しいってのは見てみたい気がした。仙台に関してはサブタイトルに【三度目の正直ならず。いまだに良い思い出の作れない街】と書いてあった。まぁ、仕方ないわな(苦笑)。相変わらずの自虐ユーモア、適度なミーハー&醒めた計算ずくな目という二面性が林らしい。彼女もいまや日大の理事長です。2023/02/13
ひろっぴー
2
還暦を迎えられた林さん。定期的に林さんの本を読んでますが、今回のは30年前のエッセイ。随分古い時代だが、辛口だったり、上から目線だったり、成り上がり感たっぷりだけど、ぶれずに生きていて、今の時代となればピッタリの女子だと思う。2015/09/02
cooちゃん
0
やはりかなり若いころの林真理子さん!文書の端々に一生懸命さが。でも、周りを気にかけることにかけては人一倍なのがわかります2014/06/18
にゃおりん
0
「るるぶ」編集者のジンブさんのキャラがいい!2009/09/30
うすい
0
⚫️2023/01/15
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