角川文庫<br> 食べるたびに、哀しくって…

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角川文庫
食べるたびに、哀しくって…

  • 林 真理子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p
  • 商品コード 9784041579107
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

色あざやかな駄菓子への憧れ。初恋の巻き寿司。心を砕いた高校時代のお弁当。学生食堂のカツ丼。アルバイト先のアンミツ。そしてフグとラーメンについての一家言。まだ日本中が貧しかった懐しの昭和30年代から、飽食気味の今日まで、移り変わる時代相を織りこんで、「食べ物」が点在する心象風景をリリカルなタッチで描いた青春グラフィティ。

目次

1 少女期の食べ物は懐かしい(アツアツ餡パン;リョーコちゃんのお誕生日;クリマンジュウ)
2 青春期の食べ物はどこか哀しい(バターのにおい;カツ丼;アンミツ;アンミツPART2;納豆トースト;ケンタッキーフライドチキン)
3 そして今は…(ビュッフェ式;フグ;しゃぶしゃぶ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

101
2016年486冊め。昭和62年初版のこの本が2016年のカドフェス本に選ばれた意図はわからないが、当時においても「懐かしい食べ物にまつわる思い出」を綴ったこの本は、平成の世では「かなり、懐かしい」感じ。これだけ美味しそうな食べ物に溢れているのに自虐的で哀しく思わせる文才はさすが。しかし最近でこそイニシャルで伏字にするようになったけれど、同級生や友人たちのことも名指ししてここまで書いてしまうのがマリコの怖いところである。2016/06/27

扉のこちら側

72
2018年434冊め。再読。林真理子の観察力の鋭さがよくわかる。そしてこれだけ食に対する関心の高さがあれば、あれだけ年中ダイエットダイエット言っていても痩せないのもわかる。2018/08/02

AKIKO-WILL

40
【カドフェス 2016】林真理子さんの食にまつわるエッセイ。幼少時代と東京に上京時代の食べ物。山梨の実家では、親戚が和菓子屋さんだったので他の人よりは美味しいモノを食べていたんですね。林さんのお父さんが舟和の芋ようかんを好きと書いてありましたがうちの母、そして亡き祖父も大好きだったな。上京してからの食べ物よりも恋愛や林さんの周りにいる女性についての話は面白かった。女性に対しての嫉妬や羨望を赤裸々に話す林真理子さんは、さすがよく見ていると感じます。私もカツ丼好きだけど、女性には好ましいものではないとは…2016/08/02

あむぴの

38
●●カドフェス2016発見!角川文庫●●46冊目。1987年初版。時代を感じさせる作品だった。作品に出てくる食べ物の物価がやばい。この本も350円という値段である。ケンタッキーがチェーン化したために、飽きてしまったとある。わたしは、ケンタッキー大好きで、どこで食べられても飽きないけどなあと。2016/08/17

椿子

6
食のエッセイが好きなのでチョイスしてみた。林真理子の自意識が爆発している。ポジティブというのではないけれど、決して自分を卑下せず前へ前へ生きていく強さとたくましさが気持ちよい。こういう風に生きるのは楽しいだろうと思う。格好良い男の子、美人な女の子に敏感な真理子。食事の部分は、特に子どもの頃のものが美味しそうだったなあ。私が食べてみたいのは、暑い日田んぼで飲む珈琲牛乳だろうか。2016/07/19

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