内容説明
竹下登は、最大派閥“木曜クラブ”を分割、総裁選出馬を宣言した。１５年前、田中角栄は熾烈な多数派工作のすえ、福田赳夫から政権を奪いとった。当時、田中擁立の先兵として、裏方の使い走りに徹した一年生議員たちが、その体験を糧に、いままた暗躍する。田中内閣以来、数の論理と鉄の団結で、政界をリードした軍団が、再び表舞台に躍り出た。しかし、竹下派結集１１３名、この減数はどうひびくのか…。政界最新情報の徹底取材で描く、同時進行政治小説。ポスト中曽根は？
感想・レビュー
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Qtaro
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政治家たちの政治理念の無さ、金の動きが分かりとても失望した。そしてこの状態は、実はアメリカ･ヨーロッパにおいても同じなのではなかろうか。 アメリカの大統領選挙において飛び交う金の額はいったいどれくらいなのだろう。日本ばかりに言うことはできないけどそれでも失望する。2012/08/19
