内容説明
読売新聞大阪社会部が主催してきた、〈戦争〉展も8回目を迎えた。そのオープンに先がけ、海を越えたポーランドで「戦争に反対する原爆展」が開催された。東と西の壁に平和のための窓をあけた、画期的な事件となった。人の幸せ、家庭の幸せを根こそぎ奮う戦争に反対し、この平和な時代に横行する様々な差別にも心から反対を続けるコラム「窓」。感動のシリーズ、5冊目。
目次
開け心が窓ならば、新しき年ことほぎて、心は遙かポーランド
よう助けんでかんにんな―2人の娘は焼死した
新米パパは用事がないけど
「戦争」を子供に母は教えられ
ガンの2人はほがらかに
わが子を誘拐されて殺されて
それが先生のすることか
87歳おばあちゃんの2冊のノート
ビスワ河の流れのように
大阪大好き昔の大阪もっと好き
立石重隆さん、お母さんが…
けなげな妻は看護婦に…
T子さん君死に給うことなかれ〔ほか〕