感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
152
違いも面白いが、江戸女と博多女は気っぷがよく上ツキ(アレと肛門が遠い、おしっこの時の角度でわかる)、浪花女と長崎女はアソコのシマリがよくてしつこいなど、読みながら共通点を探した。宮崎女は絶頂時「来る~」と叫ぶが、高千穂に天岩戸があるからアメノウズメの子孫かと。島根女はカワラケ(無毛)率が高く、愛媛女の陰門は甘みのある刺激臭がする…神秘的だなあ。〝土地〟の貴重な体験記であり、現代の性の無秩序きわまる均質化とは真逆の「性の風土記」といってよい。戦争に行かされた男たちの幻想を女たちが支えた日本。線香立てて合掌。2023/08/03
駄目男
12
昔は本当に個性の強い脇役が沢山いたものだが、殿山泰司もそのひとり。つるっ禿げでとても女に縁のある顔ではなかったが、どうしてどうして、ああ見えて顔が全国に知られていたせいか、行く先々で必ずといっていいほど女を手に入れていたという、スケベおやじの話だ。彼は確かに役者として上手かったが、あちらの方も上手かったという自慢話に聞こえる内容。確か彼の趣味は酒とジャズと女。ああ見えてかなりの博識で本書にもその一端が伺える。それもただの本ではないかなりの専門書などを読んでいる。2022/03/04
ishida
2
現代であれば絶対出版できない、激しく下世話な本である。ウーン!!2022/09/17
丰
0
Y-202003/10/04