角川文庫<br> 特急「富士」に乗っていた女

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角川文庫
特急「富士」に乗っていた女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041527368
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

十津川の部下・北条早苗は、誰にでも好かれる性格の美人刑事であった。ある日、早苗の婚約者と称する山野辺宏という男が、特急「富士」の車中で殺された。ところが同じ列車に休暇中の早苗が乗り合わせていたのだった…容疑は早苗に向けられ、窮地に陥った十津川は真犯人を誘出すために危険な罠を仕掛ける…部下の無実を信じ、マスコミや世間が見つめる疑惑の中で犯人を追う、名コンビ十津川と亀井の大好評トラベル・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

10
「勝手に列車祭」第154弾。この本は2冊あり文庫コレクションは299冊目となり、長編であった。。。平成 3年 7月10日 初版。吾らが十津川警部に北条刑事の身上調査の電話があったことからスタートし、犯人は早い段階から分かっているのだが、証拠がないため逮捕が出来ないジレンマを抱えているうちに殺しが行われていく。。。吾が十津川警部が「この中で、一番、車の運転が上手いのは、だれかね?」と聞いたところ「日下君でしょうね」という返しに驚く。吾曰く「カメさんがA級ライセンス持ってるじゃん」と言ってしまった。2017/03/02

TEDDY曹長

3
過去へ遡っていくストーリーはこれまであまりなかったので興味深く読めます。今の日本に十津川警部の様な正義心を持った警察官に増えて欲しいと思います(笑)2012/04/04

仲博幸

3
轢き逃げの目撃者、その偽証アリバイ証人の弟をも殺害、女刑事を巧妙に犯人として罠にはあめる。2012/03/31

カズザク

1
こちらも約30年ぶりに再読。またまた、今は走っていない懐かしいブルートレインが登場。捜査一課の女刑事が、殺人事件の容疑者に。しかも、逮捕できるだけの状況証拠が揃っている。一方、十津川警部を筆頭に、捜査一課は彼女の無実を主張している。但し、全てが憶測・推理だけで証拠は何もない。警察側が圧倒的に不利な状況で、憶測だけで容疑者と思われる人間に切り込んで行く。一歩間違えれば、冤罪や名誉毀損?結構強引な捜査方法に違和感・疑問を抱きながらも、少しずつ周辺の事実が明らかななり始め…最後の一気に真相には、呆気なさ過ぎる。2024/01/08

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