内容説明
世界最大のサンゴ礁が連なるオーストラリアのグレートバリアリーフで、初のダイビング体験。行きあたりばったりでニュージーランドへ。サメ大群の追跡をしてみようと飛島へ―。キャリアを積んでぐっと国際的になってきた探検活動は、危険も感動もダイナミックに。が、大目標にこだわらず、ビールや食事にこだわりながら、好奇心のままつき進んでいく、“あやしい初志”は変わらない。中村征夫撮影の素晴らしいカラー写真と共に楽しめる、豪快、素朴な海の行状記。シリーズ第四弾。
目次
第1章 巨大魚を抱きにいく
第2章 あやしい探検隊南太平洋ジグザグ旅
第3章 日本海のサメ穴でサメ頭なでなで作戦に挑む
第4章 南国快晴。第一東ケト丸の進水
第5章 あやしい探検隊無人島へ行く
第6章 南の海も笑ってる
第7章 フグとカツオの大勝負
第8章 半魚人たちの伝説
あとがきにかえて ドチザメA・Bのつぶやき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
115
父の本。 料理人の林さんがいい味していた作品。彼女との口論で「私とイワナどっちが大事なの?」「イ・ワ・ナ」というやりとりがシンプルかつオーソドックスながら頭にこびりついています。かくして結婚できないとのことも書かれていました。イワナ好きな女性とかは国内に存在するのでしょうか?恋以上に何かが好きすぎる女性って魅力的なのですよね。2019/04/11
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
85
何年ぶりかの再読。あやしい探検隊シリーズ第4弾。今度の探検は海!グレートバリアリーフへの旅。眼前に広がる青い海と空、見渡す限りの珊瑚礁。いいなあ。飛島でのサメが群れる穴へのダイビング。ライセンス取ったばかりなのに、いきなりサメを相手するシーナさんも大変だ。そして八丈島での「第一東ケト丸」の進水式では、そこに集う仲間たちと500人規模の大焚き火大会。楽しそうだあ。この頃はまだパワー溢れる怪しい探検隊ですね。文庫本でありながら、中村氏が撮影した美しいカラー写真もばっちり楽しめるというお得な一冊。★★★+2016/09/20
へくとぱすかる
52
探検隊シリーズ4冊目。カラー写真満載がうれしい。これまでのモノクロの世界とは一変した印象を与えてくれた。オーストラリアの巨大魚は危険だな。同じように日本のサメも結構大変。ところで「琵琶湖周航の歌」がボート部遭難の歌だというのは誤解です。よく似た歌と間違えているのでは。あとがきでは、みんなオジサンになり、だんだん探検隊しにくくなっているよう。今は果たして?2017/09/12
金吾
34
あやしい探検隊シリーズはやはり大人としての憧れを感じさせてくれます。気の合う仲間たちと食べて飲んで騒いで遊んで羨ましい限りです。料理の部分が美味しそうでかなり良いです。2023/03/15
たーくん
13
再読→→→世界最大のサンゴ礁が連なるオーストラリアのグレートバリアリーフで、初のダイビング体験。行きあたりばったりでニュージーランドへ。サメ大群の追跡をしてみようと飛島へ―。キャリアを積んでぐっと国際的になってきた探検活動は、危険も感動もダイナミックに。が、大目標にこだわらず、ビールや食事にこだわりながら、好奇心のままつき進んでいく、“あやしい初志”は変わらない。中村征夫撮影の素晴らしいカラー写真と共に楽しめる、豪快、素朴な海の行状記。シリーズ第四弾。 2018/01/15
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