内容説明
月面WWSA基地を占拠され、その最後通牒に示された刻まで僅か数時間。さらに地球防衛軍の母体〈アーク〉までもが、クトゥルーにマインド・コントロールされた反乱軍により席捲されつつあった。地球存亡の鍵を握る尖兵となるべき、みづちの若長・多一郎も既に侵略者の手に堕ち、亜空間に最後の尊厳たる叫びをあげていた。異次元に封じ込められた安西、そして加賀率いる地球軍の頭脳達は、巨大なエネルギー変動に乗じて、錯綜する時空の結界をつき抜け反撃に打ち出る。安西は〈アーク〉奪回へ。加賀は先住者次元・高千穂の宮へ。しかし、そこには…。現代の語部が贈る絢爛たる伝奇SF巨編、第14弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
5
既読済みです。2018/09/27
黒蜜
1
昔読んだ本シリーズ。2部が始まってから多一郎のビジュアル変化が著しくて、ついでに涼への未練ぶりが尋常じゃなくて、そんな立ち位置だったっけ?と思うのは表紙が多一郎だから。地球軍解散ってなんだよ!物語的にもメタ的にもあんなに盛り上げたものをさっさと捨てて大丈夫なのかと心配になるわ。2020/12/23
Kentarou Takeuchi
1
主人公がウジウジして、超兵器がいいとこなくぶっ壊れ、加賀先生が出てきたらオールオッケーだった。これ加賀先生にふさわしい退場、与えられるんか?2019/06/21