角川文庫<br> 天使と悪魔

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角川文庫
天使と悪魔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041497647
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

天国から研修に来た天使と地獄から成績不良(?)で叩き出された悪魔。二人(?)は少女マリと犬のポチに姿を変えて地上に降りてきたが、その場所は人のいい刑事の住む中古のマンション。そしてすぐに殺人事件が発生。その上、刑事の寝室でも若い女性が殺され、彼が容疑者に…。人を幸せにするといわれる天使と人を不幸にする悪魔が一致協力して、犯人捜しに乗りだしたが…。新シリーズの冒険ロマン・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

172
軽すぎるな…。落ちこぼれの天使と悪魔がやってきた。天使はかわいい女の子、悪魔は犬となって人間界でミステリを解くという話。解決にはほとんど絡んでなくて、あちこち嗅ぎまわってはツッコミを入れるだけという。捜査一課の刑事がとんでもなく抜けているし、ミステリらしい緻密さも皆無。でもどこかホンワカして憎めない作品でもあるな。天使と悪魔に何か特殊な能力を与えたら面白かったかも。2021/03/14

kaizen@名古屋de朝活読書会

84
落ちこぼれの天使と悪魔。 天使は落ちこぼれでも、積極的に悪いことをしようとはしない。 どじだから、悪い方向に結果が出る可能性があるだけ。 悪魔は落ちこぼれで、積極的によいこともしてしまう。 どじだからだけでなく、頼まれると嫌とはいえない良心がある。 悪魔は、犬の姿。天使は少女の姿。 お互いに食べるために助け合う。 ほのぼのとした、赤川次郎らしい作品。解説:山前譲2011/08/14

ehirano1

71
シュールでウイットがバチクソ効いてて楽し過ぎ!続編とかあったらいいな。2024/02/19

達ちゃん

29
サクサク読めるライトなミステリー、気軽な気持ちで楽しめました。天使と悪魔コンビがいい味出してます。2022/08/19

みかんめろん

27
「常に希望を持ってのぞむこと!どんな状況にあっても」図書館本。ややポンコツ気味の吉原刑事の家に転がり込んで来たのは研修中の天使マリと犬の姿をした悪魔ポチ。ポチには内心なにやら企てがあるようですが…オバQとかの昭和の居候ものマンガを思わせるような世界観。ウィットに富んだ会話が楽しい。ヤング層向け赤川作品のヒロインはいつだって楽天的で好奇心旺盛でマイペース。軽快な中に何か説得力のようなものがあります。マリの純粋さに普通の人は忘れてしまった優しさに気付かされました。爽快な一作です。星4つ★★★★2025/07/15

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