角川文庫<br> 青山娼館

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角川文庫
青山娼館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041494172
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「恋は御法度よ」会員制娼館のマダム塔子は言った。娘と親友を亡くす不幸のどん底から、高級娼婦という仕事に行き着いた奈月(32)。青山に佇むその旧い館には、白檀の香りと真に拮抗する男女の関係があった。身体をぶつけ合い、生の実感を取り戻す奈月は、やがてマダム塔子の過去を知ることになる―。怒りと悲しみに満ちた人生が交錯し、身体から再生していく日日を描いた全く新しい衝撃作。話題騒然、待望の文庫版。

著者等紹介

小池真理子[コイケマリコ]
1952年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年、「妻の女友達」で日本推理作家協会賞の短編部門を受賞。96年、『恋』で直木賞を、98年、『欲望』で島清恋愛文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

270
タイトルに惹かれて、いつか読みたいと思ってた。圧巻は主人公が2歳の娘を亡くすところ。胸をギリギリこすられるような。こういう娼館、きっと日本のどこかに存在するんだろうなって、想像しながら。小池さんらしいおしゃれな作品。タイトルは超えられなかったようだけれど。2018/02/16

ろくせい@やまもとかねよし

68
会員制の娼館で働く32才の女性を主人公にした物語。2018/04/11

Take@磨穿鉄靴

60
残念ながら何が言いたいのかよく分からなかった。話の流れやエピソードはしっかりとしてると思うけどそれがどう結び付くのか小池氏が何を伝えたいのかが理解出来なかった。ボールペンのエピソードはくだらなすぎてコメディになりそうなレベル。あと本筋とは全然関係ないけど入会金1000万はなんだそりゃって感じ。★★★☆☆2019/07/18

ぐうぐう

35
奈月と川端が出会うために娼館という舞台が必要だったとするなら、それはとても大袈裟で歪な装置に思える。ただ、最後の最後まで読み進めると、もうひとつ大きな物語がそこには用意されており、この舞台装置の重要性が充分すぎるほどに理解できるのだ。「恋ではないものを恋だと思いこみ、自分だけがうっとりできるシナリオの中に身を委ねて生きている人間を見ると、その愚かさにうんざりした。シナリオはシナリオにすぎない。現実とは異なる」ゆえに、娘を亡くした奈月は娼館で逆に生を感じる。(つづく)2023/03/06

シュラフ

29
幼い娘を失くして生きる希望をなくした女の再生の物語であるが、舞台と役づくりが高級娼館の娼婦ということで物語に爽やか感はない。また人との新たな出会いが再生のきっかけとなるということは分かるのだが、自殺した親友の恋人とのセックスによって生への気力を取り戻すという展開もどうなのかなと思ってしまう。読メのみなさんの感想も戸惑い気味なのがよく分かる。ところで、このような高級娼婦というのは本当に存在するのだろうか。もっとも入会費が1000万円で、年会費が300万円、その他にデート代…自分には縁のない世界だ。2015/08/06

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