角川文庫<br> 南国太平記 〈下〉

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角川文庫
南国太平記 〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 620p
  • 商品コード 9784041465028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

47
【古書】綱手は非情になれなかった。百城は、そんな綱手を裏切るに、自分に都合の良い言い訳をして、裏切りを正当化する。このあたりはムカムカしながら読んでいた。益満は時代の転換の雰囲気を敏感に感じて、国の大事に身を置こうとするが、小太郎は仇敵を斬ること以外に目標が持てない。しかし、人間とはそのような生き物なのだと思う。終盤は斉彬の死、薩摩藩内の上士・下士の確執、維新回転への胎動を描く。斉彬が認めていた西郷吉之助と久光とは相容れなかったはずだが、その部分の描写はなく、斉彬を慕う久光という姿に違和感があった。2021/07/09

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