角川文庫<br> あの時好きだと言えなかったオレ

角川文庫
あの時好きだと言えなかったオレ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041458112
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

好きになる、ということは、心の成長なのだと思う。同時に、それは自分以外の他者の存在を認め、心を奪われることになる最初の体験なのだ。…「好きだ」といったあとで、心の中でもうひと言、「勝手なことをいってごめん」と呟いてみよう。相手が思っている世界が、少しは垣間みえるかもしれないぜ。青春、挫折、男と女。バンカラな中学・高校時代、18歳で単身渡ったアメリカ。人との出会い、別れ、そして愛。人間嫌いに別れを告げる、著者の自伝的青春エッセイ。

目次

「人間として」という言葉に対する照れと嫌悪
人間を好いて信じて、その出会いを喜ぶ気持
大阪から東京へ。愛犬ペロとのつらい別れ
お医者さんごっこをしたバボちゃんとの幼い恋
高熱の私を看病しながら小説を書いていた父
商売ほったらかしで、父の所へ通いつめた魚屋のその後
5歳の頃、新宿の路地裏ではじめて会ったアメリカ人
金髪の娘、女風呂、陰毛、父の喧嘩のこと
病気の父をリヤカーに乗せてプロレスを見に行った〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひいろ

0
恋愛小説のような題名がついていますが、こちらは出版社の意向によるものだそうで、実際は著者の小学生時代からベトナム戦争のころ過ごしたアメリカでの留学生活と人間模様、社会運動や文化にまつわる赤裸々な体験が主な内容です。当時の様子を垣間見たいという方や男の親友・悪友っていいな、という方はより楽しめるかと思います。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4296
  • ご注意事項

最近チェックした商品