角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 道元「典座教訓」 禅の食事と心―ビギナーズ日本の思想

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角川文庫 角川ソフィア文庫
道元「典座教訓」 禅の食事と心―ビギナーズ日本の思想

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041354124
  • NDC分類 188.86
  • Cコード C0115

出版社内容情報



道元[ドウゲン]
著・文・その他

藤井 宗哲[フジイ ソウテツ]
翻訳

内容説明

上流貴族の家に生まれた道元は13歳で出家し、24歳のとき南宋へ渡り、上陸を許されずに停泊している間に、典座(禅寺の食事係)の役職にあった老僧と運命的な出会いをする…。帰国した道元は、寺院の規律を保つための新たな基準となる書を撰述しようとし、『典座教訓』を著した。食と仏道を同じレベルで語ったこの書を、自らが長く典座を務めた体験をもとに読み解き、禅の精神を日常の言葉で語り、禅の核心に迫る。

目次

典座の心得
典座のつとめ
米を研ぐ即ち禅
効率のよい食膳
仕事の手順
典座の心得
敬って作る、敬って供す
僧食九拝
典座の先達に会う
禅師、食の真理に目覚める
典座は一山の住職の心持で
食に上物下物なし
人に上品下品なし
当時の日本の典座
禅道の本文
三心 喜んでいただく
三心 天地の思いやりを受ける
三心 天地いっぱいをいただく

著者等紹介

藤井宗哲[フジイソウテツ]
1941年~2006年。佛教大学中退後、平林寺(埼玉県)・興国寺(和歌山県)・建長寺(神奈川県)にて修行。鎌倉で精進料理塾「禅味会」を主宰していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ネギっ子gen

57
【苦い、酢い、甘い、辛い、塩辛い、淡い、の6味。軽やかで、ふっくらとして、舌触りが心地良く、一点の不純もなく、あるべきように料理された3つの品徳が、どれ一つ欠けても、一山すべての人々に供養した、などとは言えない】禅寺の食事係僧・典座(てんぞ)の心構えを通し禅の心を知る。食と仏道を同じレベルで語った『典座教訓』を、建長寺を始め、長く禅寺の典座を勤め、数々の「精進料理」本を著された藤井宗哲老師絶筆の書。<集まった食材は、我が瞳そのものである。だから、我が命、心そのものと思って、大切に扱わなければいけない>。⇒2023/09/10

佐藤一臣

13
食事を作る際の心得が仏教の中にあるとは驚き。食事の作法は、食べる側にあるけど、作る側にはないよね。それを著すのが典座教訓。坐禅、托鉢、作務のうち、典座は作務に該当するが、日常に必要な働きを作務というなら、睡眠欲や性欲を仏教は、どう作法として捉えてきたのかを知りたくなった。禅宗は、読書体験ではなく、実体験を重視しているけれど、体験中の自分の心や体を見つめるのは、かなり刻苦だと思う。なぜなら、本気で見つめると、自分に嘘はつけないからだ。2020/01/04

なななな

11
エッセイ感覚で、読みやすかったです。禅は合理的なんですね、なんか興味がわいてきました。「日に新た、日に日に新た、また日に新た」2018/06/29

魚京童!

10
ハヤシライス作らなきゃ。2015/11/19

ともブン

7
お寺での台所を任される典座。食材、献立、器などひとつひとつに心を配りそれが修行となるのだそう。道元の記した典座教訓に藤井宗哲師と柿沼忍昭師が現代文訳と解説を加え、仏教の初学者にも分かり易い本となっている。 毎日同じはなく、日々新たに学ぶ。食材を料理するのではなく、宇宙と一体の私自身を料理する。あらゆることを極めてみたら全てはゆめまぼろし。お釈迦様が遺して下さった命を千年万年と生まれ変わり死に変わりどこまでも続けていく。修行にはわくわくするような出会いを求めるこころと、必ず得てやろうとする探究心が必要。2022/05/31

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