角川文庫<br> 人斬り半次郎 〈賊将編〉

角川文庫
人斬り半次郎 〈賊将編〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 492p
  • 商品コード 9784041323021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書実践家

9
絵に描いたような薩摩隼人、中村半次郎。勇敢で剣技が超人的だ。西郷を心酔しており、その生涯において命を懸けて守る。血気盛んな野蛮人のイメージがあり、その通りの部分もある。が、人情にあつい部分もあり、節操を変えずに自分の生き方を貫いてもいる。爽快な薩摩人。作中の佐土原との対峙は見ものだ。西南戦争の凄まじさは何度読んでも、息を飲む。2015/09/26

きなこ

0
半どのはやっぱりすかん。西南の役は回避できんかったんやろか?2014/10/28

ホームズ

0
1996年9月28日初読

キー

0
大政奉還から戊辰戦争へ・・・幕末の騒乱は最後の激動を見せ、慶応は明治と改元された。 中村半次郎、改名して桐野利秋。日本初代の陸軍少将として得意の日々を送るが、国情はなお不穏、征韓論をめぐって新政府は二つに分かれ、西郷は鹿児島に下った。その後を追う桐野、刻刻と迫る西南戦争の危機・・・。 城山での壮烈な最期を終章に中村半次郎の後半生を描き、爽快な感動を呼ぶ完結篇。2024/04/06

Ash

0
時間かけすぎました。 とても可愛らしい人でしたね…半どの…やはり最後かどうなるか知ってても泣ける。池波正太郎さんの文はほんとに読みやすい。最後の田原坂辺りからは、度々、現在の合戦場跡の情景描写が織り交ぜられており、そのせいか、ぼんやりとセピア色の映画を眺めるような傍観者的感覚と、郷愁のような感覚に見舞われた。 桐野利秋、ますます好きになりました(*´∀`) 司馬遼太郎さんより、池波正太郎さんのほうが自分には合ってる(^o^)2019/01/05

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