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出版社内容情報
生還率わずか0.5%…特殊部隊wZERO所属、日向アキトと指揮官レイラ・マルカルの戦いが幕を開ける。第2章公開を今夏に控える「コードギアス」最新作の公式ノベルが登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
11
表紙や本のサイズ・形式見るとマンガっぽいけど、中身はギアス・アキトノベライズ版。ギアス本編の説明や世界観描写を大幅に盛り込みつつのアニメ準拠なので、第2章前のおさらいとしてはオススメの一冊。近年ではガンダムAGE小説版での評価が非常に高い小太太右京さんが、まるで嘆きのように突き放すかのように描かれるアキトとレイラが目に浮かぶな(それでいて核心に迫るシーンはばやかしてるのが上手い)・・・余談ですが、AGE小説版読んでた方は、あとがきでの協力感謝コメントでの書き方で苦笑すること請け合いです(笑)2013/07/11
よみにゃん子
5
序盤でブラックリベリオンまでをおさらいしてくれるので、「反逆のルルーシュ」を思い出し、背景を掴んでから本編に入れます。その点は親切で物語に入り安くて良かったのですが、ユフィの話なんかを思い出すと切なさが。内容としては映画に忠実、且つ個々の心情に焦点が当てられていて読みがいがありました。あくまで副読本と作者も語るように、これで1章の振り返りをして2章に挑むのが最適かと。始まったばかりで謎だらけですが、魅力的な人物やあっと言わされるストーリー展開でまた私達視聴読者を楽しませてくれることでしょう。次章が楽しみ!2013/09/08
福餅
4
世界の三分の一を占める超大国の属領となり、日本がエリア11、日本人がイレヴンと呼ばれる『コードギアス』第1期の後の世界、欧州の地で生きる『日向アキト』の物語。日本占領から始まる1期の流れをさらりとおさらいしていて世界観を掴み易いかと。また、ヨーロッパでのイレヴンの扱われ方やエリア11の動向が与える政治的影響、人物像の掘り下げや心理描写の強化と、アニメの補足をしつつ小説媒体の強みを活かしていて面白かったです。アキトを日本人として扱う『レイラ・マルカル』との今後や“ギアス”との関係と、続きが気になります。2013/09/21
まりー
4
偶然書店で見つけて購入。ギアスで小太刀さんだったら買うしかないよね!『ルルーシュ』のほうのおさらいも多く、視聴済の人にとっては「それいらないかな」という感じ。語り口は戦記もので近年のラノベとしては硬い方。でも読みやすいです。夏に第二章も公開されるので、おさらいにはぴったりだと思います!2013/07/15
アーサー・エリス
3
ノベライズの名手、小太刀右京が描く『反逆』の狭間の物語。『反逆』時の藤堂を軸にR1のストーリーを描いた第1話を筆頭に見どころ多し。キャラの掘り下げ、EUを中心にした政治面の解説、そしてKMFのストラテジックな戦闘など、原作最大の問題点「説明不足」を大きく補完している。作者自身が述べるように「副読本」として非常に頼りがいがある一冊。唯一の不満は挿絵。原案のCLAMPのスタイルを真似ようとして人体が不自然になっている時があり、アクションも硬く、何よりメカが下手。スマイラスに刀を突きつけるシーンは笑えるレベル。2019/08/08