Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ コードギアス双貌のオズ 〈２〉

東條チカ

角川書店（2013/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 198p／高さ 19cm
• 商品コード 9784041204856
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

公式スタッフ参加による新たな「コードギアス」！

第８８皇女マリーベル・メル・ブリタニア率いる対テロリスト部隊「グリンダ騎士団」。反ブリタニアのテロリストに対し、殲滅行動に出る！　筆頭騎士オルドリン・ジヴォンが戦場から戦場へ。新「コードギアス」第２巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[砂糖と塩]

同じ若者が主力の部隊でも、支配者側のグリンダ騎士団は、常に危険と隣り合わせな黒の騎士団と、大分ノリが違いますな。どっちかというとアッシュフォード学園に近い気が。マリーベルの語る「帝国の管理と技術力で平和な世界を謳歌し」ってのも、実際のエリア11とかけ離れてますし。それでもオルドリンは可愛いし、ソキアも可愛い。ゲストキャラだと、健気な貴族のマリーカも素敵です。彼女にはぜひレオンハルトと幸せになってほしいのですが、マリーカは本編で瞬殺されちゃったんですよね…。おのれ、カレン。残忍無比なテロリストめ…！

2014/01/23

[福餅]

KMFでの航空戦が主な第2巻。ランスロットから連なる開発計画や『R2』へと繋がる試作機、急激なフロートシステムの普及を裏付けるエピソードと、コードギアス正史に相応しい内容。でも本編が好きな人ほどテロリスト側の主張も理解できるという（笑）。ルルーシュと似た動機を持ちながらも、皇族という視点しか持たないマリーベルとその剣でしかないオズ、皇帝の目的やシュナイゼルの本性を考えると、先行きが不安なグリンダ騎士団の今後が気になります。それにしてもあのプロパガンダ漫画はちょっと読んでみたい気も（笑）。

2013/02/17

[なつ]

ううーん…何だろう、詰め込みすぎなのかなぁ？？？悪く言いたいわけじゃないけど……。私はもうちょっと戦闘や機体開発の過程をちゃんと見たかったけど、キャラで泣かせたいならモノローグにもっとページ使った方がいいんじゃ…？とかそういう。飛んだら「Σ飛んだぁぁぁ！！！」ってなりたいのに。。。ストーリーで押すなら、せっかくブリタニア皇室側の視点なんだから、そのあたりをがっつり読ませてほしかったです。マリーベルの「仮面」を掘り下げてくれると信じたい。

2013/06/04

[ただの猫好き]

おすすめ度６。ロボットも含め設定しっかりしてて、地に足をつけてゆっくりとしっかり展開しているのが見て取れますね。欲を言えばギアス戦がみたい

2023/02/19

[Fumitaka]

線が綺麗ながらロボットがきっちり描かれていて格好良い。合体メカ！　そういえば本編で合体機能を持っているKMFは出て来なかったかもしれない。ウィルバーの構想が結局は引き継がれた（p. 179）って、あれか、ロシア内戦でボリシェヴィキの古参党員は全員嫌がったけどトロツキーが提唱した農民からの徴兵と軍事専門家として帝政時代の将校を登用する必要があるのはみんな理解してたみたいな奴か。しかしバミューダ島とかノーフォークみたいな地名からすると帝都ペンドラゴンはやっぱ東海岸沿いにあるんですかね。

2023/01/31