- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > KADOKAWA カドカワCエース
出版社内容情報
宮部みゆき×皇なつきが織りなす、美麗なるお江戸怪異絵巻!
宮部みゆきの傑作・江戸怪奇小説が、皇なつきの手によって恐ろしくも美麗なる怪異絵巻に! 江戸の町民たちに降りかかる不可思議な出来事……「梅の雨降る」「女の首」「時雨鬼」「灰神楽」「蜆塚」の計五編を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
25
原作を読んだのはずいぶん前なのですが始終、ぞっとしたのはありありと思い出せます。婀娜っぽさと温かさに垣間見える彼岸への一面が恐ろしくも哀しい。「梅の雨降る」は器量の良し悪しで馬鹿にされたと思った女の相手を不幸にしてしまおうと願う怒りは身に覚えのある感情だったので余計ぞっとしましたが最後には目頭が熱くなりつつもほっとしました。人を蹴落としても幸せになりたいという業を描いた「時雨鬼」、不死者と禁忌を口にし、探ろうとする者の末路の「蜆塚」が怖かったです。「女の首」はカボチャの神様と太郎が可愛かったです。2012/02/23
てつ
23
人にすくむ内面の怖さ。深い深い話。2014/12/22
ツキノ
16
7年前に読んだけれど感想の記入がなく、それを知ったら再読したくなったのに図書館の蔵書がなくなっており…購入(メルカリで)。五編の怪異譚。「灰神楽」の続編というか、姉妹編というかのタイトルは何だったっけ?これもまた要再読か。2021/01/12
Penguin
16
原作の怖さが更に増した感じがした((゚Д゚ll)) 「女の首」は怖いけど、やっぱりいい話し。2012/02/23
ブックマスター
13
原作を読んでから読了。絵の雰囲気がそれぞれの話によく合っていて、違和感なく読めました。五編じゃない他の話も絵にしてみたらどうなるのかも気になります。2014/05/05