内容説明
はた迷惑な兄の身代わりに、乙女劇団を立ち上げることになったミレーユ。「惚れ薬」を手にしたヴィルフリートは、恋煩いの末に大暴走!しかもいつもは冷静なリヒャルトも、今日は何だか積極的で…!?最高の恋愛成就を願ってミレーユが仕掛ける、一世一代の熱演(もちろん男装)の行方とは…!?かくして『身代わり伯爵』の駆け落ちを賭けた熱演がはじまる!?恋の花が咲き乱れる、ハイテンション王道ファンタジー第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
47
身代わり伯爵シリーズ、第4弾。タイトルは『決闘』・・・決闘?(笑)タイトルもそうなんだけど、前巻のラストがアレでどうしてこんな展開になるの?ってな感じ。肩透かし感がとにかく凄い巻でした。ミレーユに恋心をはぐらかされまくるリヒャルトの気持ちを、リアルに体感出来ましたよ(笑)・・・慌ただしくなる身辺をよそに、王宮内に乙女劇団を立ち上げるのに一肌脱ぐという、番外編のような内容。ヅカノリが楽しいです。イラストもノリノリです。物語の主軸ではないんだけど、ヴィルフリートの登場してるイラストが、とにかく可愛かったです♪2011/09/16
みぃー
30
糖度が上がってきてるー(リヒャルトのみ)。ただリヒャルトが最後でブレーキを掛けてしまうので相変わらずミレーユは気付かないんだけど(笑) ドタバタコメディの向こうにチラ見えする不穏な雰囲気が何か怖いぞ・・・。2014/06/03
まりもん
26
今回の内容は身代わり伯爵シリーズの原点に戻ったような読みやすさがあった。 前巻などちょっと読む勢いが徐々に失いつつあったのだが、今回は読み始めたら一気に読み終えたいというような勢いがあった。シアランの刺客も徐々にリヒャルトを追いつめているようで、ミレーユとの恋心を揺らしている。 ミレーユに対する恋人候補にヴィルフリートまで立候補してきた。 今回初登場のシャルロットもなかなか良いキャラで良かったが、シアランに駆け落ちしたのがちょっと怪しく感じた。きっとシャルロットの恋人イアンの絵を買っているという人物もきっ2011/10/20
さや
17
★★★★★本編第4巻。乙女の乙女による乙女のための劇団の主演をやることになったミレーユだったがー…。ミレーユの鈍感っぷりもここまで来ると国宝級。リヒャルトももっと強気で押せばいいのに!と焦れったくなるけれど、そう出来ない理由もありそうで続きが気になるところ。恋心を自覚したヴィルフリートが男気を見せるのか、ただの鼻血王子で終わるのかが楽しみ。どうやらヴィルフリートが好きみたいです、私。リヒャルトがミレーユパパに「むっつり助平」呼ばわりされたのが面白すぎた。久々に「むっつり助平」という単語を見たなぁ…。2015/12/06
p.p.
16
挿絵ではわわ・・・ってなりました。いろんなところで。ミレーユが演劇したり、ヒースがリヒャルトと睨み合ったり、リヒャルトが大胆な行動に出たり、ミレーユが女の子に迫られたり?します。ヴィルフリート殿下は相変わらず鼻血出してます。そして挿絵でリヒャルトと大変なことになってます。嵐の前の静けさということですが、どうやら次巻は大変なことになりそう。決闘?なんでしたっけ・・・2012/07/02
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