出版社内容情報
《菅原由勢選手推薦》
華やかなピッチの裏側では、選手の未来を左右するもう一つの戦いが繰り広げられている。
ドイツ最大手の代理人事務所で数少ない日本人エージェントとして活躍する著者は、これまで多くの日本人選手を欧州に繋いできた。
欧州サッカーの最前線に立つ著者自ら、その知られざる内幕とビジネスの生々しい現実を初めて明かす。
タイムリミットが迫る交渉の現場、わずか1行の契約条項をめぐるクラブとの攻防。
100ページにも及ぶ契約書の精査から、食事管理、トレーニング体制、プレー分析やSNS戦略まで。
選手が欧州で成功するための環境づくりもまた、代理人の仕事だ。
代理人は、今や日本人選手の価値を高め、世界へのステップアップを支える存在になりつつある。
そして、欧州で活躍する日本人スタッフが増え、選手を支える土壌が広がることで、日本サッカーは年々、確実に強くなっていく。
ピッチの外で今まさに繰り広げられている「もう一つの戦い」を、ぜひ本書で目撃してほしい。
【目次】
■1章 代理人の正体―悪役か、伴走者か
サッカー界の「悪役」か、不可欠な「伴走者」か
「たった一行」が運命を変える
監督と選手を「同じ事務所」に持つ利点
「5大リーグに放り込んでくれ」―瀬古歩夢が貫いた男気と美学
移籍を成立させる組織の力
契約書の「スキマ」を埋める心理戦
Jリーグを救う「セルオン条項」
選手と共に世界の頂へ
■2章 最前線での共闘―欧州を駆ける選手たちとの軌跡
「バグった距離感」の正体
欧州の「現場」を生きる代理人の1週間
プレミアリーグにたどり着いた夜-菅原由勢と誓った7年越しの約束
「個人分析官」という新たな武器
「チーム菅原」の結成
スタメン落ちの危機を救う「問いかけの力」
「最後に決めるのは自分」-塩貝健人の決断と代理人の哲学
食事はエネルギーであり、娯楽である
NECナイメヘンの「親日文化」
運命を変えた3日間の緊急合宿
ザルツブルク破談からの逆転劇
選手が「グンと伸びる瞬間」とストライカーの矜持
焚き火の前での誓い―逆境を跳ね返した松木玖生のメンタリティ
代理人と選手の「対等な成長」
■3章 伴走と献身―キャリアを最大化するマネジメント
ビジネスサイドの「欧州組」を増やせ
「自分で考えて動け」
「孤独」の時間がくれた贈り物
「スポーツ360」を率いる最強の二人
多士済々な「戦友」たち
欧州で「生き残る」ための絶対条件
監督の「エネルギー値」が尽きるとき
冷静沈着な男が流した涙-フロントをも極限まで消耗させた日
「無茶ぶり」の先にあった信頼
■4章 戦略と暗闘―情報戦と交渉の極意
「ビルト紙」が国を動かす―ドイツサッカー界のメディア戦略
「Here we go!」の舞台裏-記者ロマーノとブランディング術
日本サッカーの「目利き」
「なめられたら終わり」
「1プレー」で才能は見抜けるか
移籍市場は「戦争」である
「誠実さ」が火花を散らした日
■5章 世界一への逆算―日本がW杯で優勝するために
世界一への道を切り拓く「三つの鍵」
「高卒即欧州」は是か非か―新たなトレンドを成功に導く選択
ポジション別に紐解く「理想の移籍先」
日本からバロンドール受賞者を―ソン・フンミンの事例から
世界最高峰の舞台に挑む、日本人スタッフたち
日本人が「欧州監督」になる日
育成年代の移籍活性化が日本を強くする
Jリーグの「構造的欠陥」
「歴史的勝利」が問いかけるもの
■6章 覚悟の原点―私を突き動かすもの
代理人になりたいなら
アメリカで培った主張する力と高校生コーチ
交渉力とビジネスの基礎を磨いた二十代



