角川ホラー文庫<br> 七人怪談

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角川ホラー文庫
七人怪談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041174180
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に投稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。悪化していく一方の父の怪我、何者かに乗っ取られ不気味な笑い声をあげる妹。そして親類たちの死。霊能者“マツシタサヤ”によって怪異は鎮められ、記録は締めくくられる。だが、この投稿を皮切りに、マツシタサヤを巡る不可解な記録が世に溢れはじめ……(澤村伊智「サヤさん」)。 同窓会をきっかけに、故郷の実家に泊まることになった「私」。すでに実家には誰も住んでおらず、何も無い家に過ぎないはずなのに、「私」以外の何者かの気配が段々と濃くなっていく。鳥籠の中で邪悪な笑みをたたえた阿弥陀如来像、座敷の蒲団の中で蠢くモノ、そして――。忌まわしい記憶とともに、何かが迫ってくる(三津田信三「何も無い家」)。ホラー界を牽引する三津田信三が、屈指のホラー小説の名手六人それぞれに相応しいテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を」と依頼して編まれた戦慄のアンソロジー。


【目次】

まえがき
澤村伊智「サヤさん」
加門七海「貝田川」
名梁和泉「燃頭のいた町」
菊地秀行「旅の武士」
霜島ケイ「魔々」
福澤徹三「会社奇譚」
三津田信三「何も無い家」
あとがき

内容説明

「最も怖いと思う怪談を書いてください」。洋の東西を問わず恐怖譚を愛してやまない三津田信三の依頼に、日本屈指のホラー小説の名手が寄せた7篇。澤村伊智×霊能者、加門七海×実話系、名梁和泉×異界系、菊地秀行×時代劇、霜島ケイ×民俗学、福澤徹三×会社系、三津田信三×建物系。怖さに一切妥協なし。各々が独自のテーマで紡ぎだす圧倒的な恐怖の競演に瞠目する。現実世界の輪郭が不穏に歪みだす戦慄のアンソロジー。

著者等紹介

加門七海[カモンナナミ]
東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、作品にもそれらの知識が反映されている

菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て、82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。85年『魔界行』がベストセラーとなる。以後、SF、ホラー、ファンタジー、伝奇など幅広いジャンルで活躍。数多くのシリーズを手掛け、多くの作品が映像化された

澤村伊智[サワムライチ]
1979年大阪府生まれ。2015年に「ぼぎわんが、来る」(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回ホラー小説大賞〈大賞〉を受賞。19年、「学校は死の匂い」(角川ホラー文庫『などらきの首』所収)で、第72回日本推理作家協会賞短編部門を受賞

霜島ケイ[シモジマケイ]
大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「霜島けい」の別名義がある

名梁和泉[ナバリイズミ]
1970年東京都生まれ。明治大学卒業。現在、会社員。2015年、『二階の王』で第22回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉を受賞し、デビュー

福澤徹三[フクザワテツゾウ]
1962年福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2008年『すじぼり』(角川文庫)で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆

三津田信三[ミツダシンゾウ]
奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。16年『のぞきめ』が映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

MINA

16
世の中には本当に色んな種類に怖さがあり、滅茶苦茶面白いとしみじみ。 霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系とテーマごとに<最も怖いと思う怪談>が描かれるという贅沢で最高な一冊。しょっぱなの、霊能者担当である澤村伊智のは流石の怖さで頭ひとつ飛び抜けてる印象で次に異界系の名梁和泉と民俗学の霧島ケイのお話が後味といい全体的に怖くて好きかな。三津田信三のは、見取り図を参照しながら眼前に浮かび上がってくるような得体の知れない気味悪さが新鮮で良かったかな。『第二夜』も豪華執筆陣だし、たのしみ。2026/06/05

ふなこ

7
とても豪華!と思って買っちゃったけど、ハードカバーで買っていた…。とてもこわい。皆さんの怖さの形がそれぞれの作家さんっぽくて、それぞれ良い。2026/05/26

kero55

1
一つ一つ、作家の個性が出ていて面白かった。

jam

0
怖面白かった。澤村伊智「サヤさん」が安定の面白さで、他に霜島ケイ「魔々」、福澤徹三「会社奇譚」、三津田信三「何もない家」が特に好き。「何もない家」の何とも言えない怖さ、不気味さは特筆に値する。2026/06/02

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