出版社内容情報
絵本作家になる夢を追い掛け仕事を辞め、27歳で上京してから4年。
貯金はなく気力も尽きた吉川結は、夢を諦めようとしていた。
取材がてら勤めていた児童館での非常勤も任期満了が近づき、心の拠り所はどこにもない。
これからどうすればいい? いや、今までどうしてくればよかった……?
孤独と息苦しさに押しつぶされそうになった彼女がたまたま訪れたのは、住宅街にひっそりと佇む定食屋・ひよりやま食堂だった。
”食堂の座敷わらし”を自称する少女・早苗と、翻訳家兼料理人の若き店主・深山司は、結を温かく美味しい料理で出迎える。
しかし、ひよりやま食堂には、「”座敷わらし”に認められないと常連にはなれない」という噂があって……?
どんな人生にも、「日和見」が必要な時がある。
手探りで日々を生き抜く大人たちの心を、そっと包み込む物語。
【目次】
第一話 食堂の座敷わらし
第二話 見えなくてもそこにある
第三話 日和を見る
第四話 紅葉おろしの大人たち
第五話 あなたのための晩ごはん
内容説明
上京して4年。貯金もなく気力も尽きた吉川結は絵本作家の夢を諦めようとしていた。児童館での非常勤も任期満了が近づき、心の拠り所はどこにもない…孤独感と息苦しさの中訪れたのは、住宅街にひっそりと佇む定食屋、ひよりやま食堂だった。自称”食堂の座敷わらし”の少女・早苗と翻訳家兼料理人の店主・深山司は、結の心を温かな料理で解きほぐしていく―。手探りで日々を生き抜く大人たちの心を、そっと包み込む物語。
著者等紹介
奥乃桜子[オクノサクラコ]
群馬県出身。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、「あやしバイオリン工房へようこそ」で2017年ノベル大賞佳作受賞、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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