出版社内容情報
ヴィクトリア朝イギリス、ロンドン。
看護婦のアイリーンは、重傷の青年を看取る。
しかし後日、生き返った彼に襲われ、首元を噛まれてしまう。
その数日後、彼女は強烈な吸血衝動を覚える。
思わず同僚を襲いかけ、職員たちに追われることに。
そんな彼女の前に、紳士然とした外科医シリル・ロッドフォードが現れ、言った。
「わたしは君を助けに来たんだ」
突然吸血鬼になってしまった看護婦と
彼女を助けたい医師のファンタジックホラー!
【目次】
序章
一章 蘇る死者
二章 治療
三章 血と約束
四章 死体発掘人
五章 銀の弾丸
六章 マイ・ドクター
内容説明
ヴィクトリア朝イギリス、ロンドン。看護婦のアイリーンは、重傷の青年を看取る。しかし後日、生き返った彼に襲われ、首を噛まれてしまう。その数日後、彼女は強烈な吸血衝動を覚える。思わず同僚を襲いかけ、職員たちに追われることに。そんな彼女の前に、紳士然とした外科医シリル・ロッドフォードが現れ、言った。「わたしは君を助けに来たんだ」突然吸血鬼になってしまった看護婦と、彼女を助けたい医師のファンタジック・ホラー!
著者等紹介
三川みり[ミカワミリ]
9月28日生まれ。第7回角川ビーンズ小説大賞〈審査員特別賞〉を受賞し、『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー。同シリーズが人気となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
ヴィクトリア朝時代のロンドン。重傷の青年を看取った看護婦のアイリーンが、生き返った彼に襲われ突然吸血鬼になってしまうファンタジックホラー。首元を噛まれてしまい、強烈な吸血衝動を覚えるアイリーン。思わず同僚を襲いかけ職員たちに追われる彼女が、外科医シリルに救われ、状況を解決するため協力するストーリーで、逃亡した青年を追う過程で別の吸血鬼がいる可能性が浮上して、意外な結末からさらに踏み込んだシリルが真相を見出した結末もなかなか印象的でしたし、捜査で上手く役割分担していた彼女たちの物語をまた読んでみたいですね。2026/02/24
冬野
9
作者さん三作目。和風ファンタジーでない三川さんの作品を読むのは初めて。ヴィクトリア朝ロンドンが舞台のファンタジックホラー…と紹介されているが、個人的にはかなり出来のいいサスペンスミステリーだと思った。吸血鬼に科学的な解釈が付されているのが面白い。この時代の生活や街の匂いまで伝わってくるようで、雰囲気にたっぷり浸れた。下町訛りの美少年・ギルバートのキャラがいい。そして「医者としての信念」が作品を貫くテーマになっているのも自分好み。「私の先生」というフレーズがとても好き。続編があったら嬉しいな。星:5/52026/03/26
まぁ
8
19世紀のロンドンの闇には人知れず怪物がいて、という話。突然吸血鬼なってしまった看護婦アイリーンさんが主治医となった先生とその助手の少年と一緒に殺人事件を追ったり治療したりするわけですが、怪異に対して医学的アプローチを試みるというのは個人的におもしろいです。続きが出たら嬉しいな。2026/03/04
鳩羽
5
19世紀ロンドン、看護婦のアイリーンは運び込まれ亡くなったはずの男に襲われ、噛みつかれる。その後、体調不良と吸血衝動に悩まされ、とうとう同僚を襲ってしまった。匿ってくれたのは、シリルという外科医で、アイリーンのような怪物となってしまった人間の治療の研究をしていると告げ…。帯の文句から、もっと人間と吸血鬼の恋愛ものみたいなのを想像していたので、ドレスの裾を捌いて戦う吸血鬼で看護婦という絵面に、ちょっとびっくり。起こった事件を、丁寧に解決したという感じ。人物を掘り下げて、続刊に繋げる余地もありそう。2026/06/09
史
4
作者読み。近代舞台の吸血鬼とか医師とか。あたしが近代西欧を苦手のしているので、イマイチ乗れなかったのも本音。ただまあ、吸血鬼ファンタジーとしては良い感じなんじゃないでしょうか。2026/06/08
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