出版社内容情報
江戸で人気の駕籠舁きといえば、新三(しんざ)と太十(たじゅう)だ。お陰で“駕籠留”の評判は上々。
ある日、親方の留五郎は献残屋の隠居から、永次(えいじ)と尚太(しょうた)という札付きの悪の噂を聞く。幼馴染の二人は、兄弟姉妹を抱え、貧乏暮らしをしていた。それゆえに道を外れたらしい。
彼らを見過ごせず、何とか駕籠留で雇えないかと思案する留五郎に、新三と太十は胸打たれる。その日暮らしをしていた幼い時分を思い出したのだ。早速二人は永次たちに声をかけるが……。
新たな出会いが嵐を呼ぶ。風雲急を告げる第四巻! 待望の書き下ろし!
【目次】
一 女の一生
二 相棒
三 二人
四 秋雨



