角川文庫<br> 殺人の門〈下〉 (新装版)

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殺人の門〈下〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041168752
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

倉持の紹介で大企業・東西商事で働き始めた田島。しかし次第に自分の仕事が詐欺ではないかと疑問を持つようになる。辞表を出した数か月後、会社は強制捜査を受け破産、倉持も行方をくらました。過去の後悔を抱えながらも新しい仕事が安定し、倉持との縁もようやく切れたと思った矢先、またも彼が田島の前に現れて――。これほど憎んでいるのに、なぜ私はこの男を殺せないのか。人間の殺意を克明に描き切った衝撃作、完結。


【目次】

内容説明

倉持の紹介で大企業・東西商事で働き始めた田島。しかし次第に自分の仕事が詐欺ではないかと疑問を持つようになる。辞表を出した数か月後、会社は強制捜査を受け破産、倉持も行方をくらました。過去の後悔を抱えながらも新しい仕事が安定し、倉持との縁もようやく切れたと思った矢先、またも彼が田島の前に現れて―。これほど憎んでいるのに、なぜ私はこの男を殺せないのか。人間の殺意を克明に描き切った衝撃作、完結。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪府生まれ。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、19年に第1回野間出版文化賞、23年に第71回菊池寛賞、24年に第28回日本ミステリー文学大賞を受賞。長年にわたり多彩な作品を発表してきた功績により、23年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

bunmei

99
人が殺人者となる時、単に殺意だけでは殺人は起こらない。そのタイミング、環境、凶器、衝動等の要因が絡み合う。倉持修の巧みな罠に嵌り、悪行に加担させられて、人生を踏みにじられてきた田島和幸。何度も倉持に騙されても、学習しないで貶められていく和幸には同情の余地はない。その度に蓄積されていく殺意。そんな殺意も、その場になると踏み切れず悶々とした気持ちだけが募っていく。ラストには、上巻からの布石が回収され、和幸の殺意と運命を大きく突き動かしていく。東野作品にしてはイヤミスな作品で、エネルギーを多く吸い取られた。 2026/05/13

チーママ

66
うわぁーーーッ!最後の最後に真実がわかったとたん思わず頭をかきむしった。主人公とともにずっとなぜ?あの男はなぜ?と問い続け張りつめていた糸がパチーンと切れた気がした。繰り返される救いようのない苦しみとその後にもたらされる微かな希望。腐れ縁としか言いようのない二人の男の歪な関係。その先にあるのは一発逆転か?はたまた地獄か。それを見届けたい一心で読み続けた。これは読んでいると気持ちが落ちていく。でもどこへ向かうのか予測できないこの嫌な感じが今作の魅力なのかもしれない。東野さんの底知れぬ凄みを感じた一冊。2026/06/17

カブ

37
田島の人生の節目で登場する倉持。振り切ったつもりでも結局倉持の手の上で転がされていたのか。何度も後悔しているのに絡み合っていく縁。執拗に1人の人物を追いかける執念が怖い。2026/03/01

tama

13
人は些細なことで転落していくのかもしれない。 逃れようのない罠があるのかもしれない。 和幸の良心はいつも貧乏くじを引く。 あまりにアホでどうしようもない😨 そしてやっぱり東野圭吾の罠に嵌っていく。 後味の悪さは比べようがない💀 2026/05/29

オレンジ猫

10
もう、止まりませんでした。上下かん一日で読了しました。殺意が長い時間を懸けて堆積していく心理描写が凄い。主人公の田島が凡人であるが為にこの"殺人の門"は読む者の心を捉えて離さない。やっぱり東野圭吾さんは裏切らない。2026/05/27

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