出版社内容情報
若手作家の出雲秋泰は、福岡県某市翅賀村の奇妙な噂を聞く。
その村の“死か翅蝶”は己の鱗粉がついた者を呪い殺すというのだ……。
好奇心から村を訪れるも、土砂崩れで帰り道が閉ざされ、村に閉じ込められてしまう。
困り果てていたところ、偶然出会った親切な女性・翅ヶ崎セリの邸宅に投宿することに。
瀟洒な洋館で秋泰を出迎えたのは、蠱惑的な姉妹と個性的な使用人達。
姿を見せぬ女主人を案じ、部屋へ入ると口一杯に蝶を詰めた主人の死体があった!
因習と怨念の村で起こる怪奇事件、これは怪異か、それとも人為か?
【目次】
死か翅の貪る家
参考文献
内容説明
若手作家の出雲秋泰は福岡県翅賀村の奇妙な噂を聞く。その村の”死か翅蝶”は己の鱗粉がついた者を呪い殺すというのだ。好奇心から村を訪れるも土砂崩れで道が閉ざされ、偶然出会った女性・翅ヶ崎セリの家に投宿することに。邸宅で秋泰を迎えたのは、蠱惑的な姉妹と個性的な使用人達。姿を見せぬ女当主を案じ、部屋へ入ると口一杯に蝶を詰めた死体があった!因習と怨念の村で起こる怪奇事件、これは怪異か、それとも人為か?
著者等紹介
織部泰助[オリベタイスケ]
1990年生まれ、福岡市出身。西南学院大学法学部法律学科卒業。2024年、『死に髪の棲む家』で第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
備忘録
24
前作、死に髪の棲む家を発表した後次作が書けず悩む主人公が巻き込まれる事件 ホラーとミステリの要素のバランスも良く、主人公と無妙の掛け合いのテンポ等も既に馴れた感じになっていて読みやすく面白い しっかりホラーを残す終わり方も良かったと思う2026/03/23
芋猫
5
売出し中の怪異作家・出雲は、“人を呪い殺す蝶”の噂を聞き、新ネタ探しに翅賀村という小さな村を訪ねる。そこで村を取り仕切る名家に招かれるが、女当主の謎の死に立ち会ってしまう。そして死体の口からは大量の蝶が這い出てきて…という話。初めての織部泰助。とてもキャラが濃い登場人物と、気味悪い事件の雰囲気がマッチしていて、怪異寄りの現代版金田一耕助シリーズといった雰囲気を楽しめた。主人公の相棒が怪談師だったり、軽妙なやり取りも今っぽい。粗削りな部分もあるけど、1990年生まれの若手作家の今後に期待!2026/03/29
彼方から
2
書けてない作家の出雲と探偵怪談師編集無妙のシリーズ第二弾。今回も面白いし作家の味も出ているが、なんだか小づくりな印象。単にページ数が少ないので、前回のような描写が足りないのかなあと思う。もちろん、今作単体で見て過不足があるわけではないのだが。2026/03/28
しゅがー
2
相変わらず怪異的な要素を見事にミステリにしていると思う。序盤に感じていた不気味さを解決部分でしっかりと解説されていく様は心地良い。登場人物達の掛け合いもテンポよく進んでいくので面白い。2026/03/21
hamu hanako
0
令和だけど因習村系ホラーミステリだけど令和(???)。じっとり閉塞感のあるどろどろした怖さはありつつも、令和なのでその閉塞感を外から冷静に客観的に見てもいる感じ。キャラもアップテンポで現代的で掛け合いが楽しい2026/03/30




