角川文庫<br> レーモンドさんの小さな家

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角川文庫
レーモンドさんの小さな家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041168561
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

婚約者の両親と初めての顔合わせで緊張する美里は、自分が苦手なもののせいで、両親を嫌な気持ちにさせていないかと不安になってしまう。どうすれば自分らしくいられるのかと悩む美里は、東京タワーを写真に撮ろうとしているのか、四苦八苦している青年に出会って言葉を交わす。彼が敬愛するレーモンドさんという建築家が手掛けた「ここにいていいよ」と言ってくれるような場所と聞いて、聖オルバン教会に足を踏み入れた美里は、張り詰めていた気持ちがふっとやわらぐのを感じる(「風が見える教会」)。ピアニストの道を諦めた良治は、娘が楽しくピアノを弾くのをいつも見守っていた。娘のコンクールの下見のため、娘とその友人を連れて音楽センターを訪れた良治は、娘の思いがけない言葉を耳にしてしまう。そんな中、建物そのものに感激している不思議な青年に出会って――(「ホールに満ちる生命の息吹」)。自然との調和を大切にした建築家アントニン・レーモンドの造った場所は、時間を超えて人々の「居場所」となっている。本当に大切なものに気づかせてくれる温かな短編集。


【目次】

【目次】

プロローグ
1章 風が見える教会
2章 ホールに満ちる生命の息吹
3章 海と空がきらめくビルディング
4章 アトリエは緑と陽光の中に
エピローグ

内容説明

自然との調和を大切にした建築家アントニン・レーモンドの造った建物には、素朴な美しさがある。都会の片隅でも陽射しが優しく、風を感じる空間だ。婚約者の両親との顔合わせで萎縮してしまった女性、娘の夢を応援しているはずが意外な本音に動揺する父親、仕事も家庭も気を張り詰める毎日に疲れきった母親。ふと足を踏み入れた場所で、「ここにいていいんだ」と思えた時、自分の原点を思い出す。大きな優しさに包まれる物語。

著者等紹介

内山純[ウチヤマジュン]
神奈川県生まれ。2014年「Bハナブサへようこそ」で第24回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(のちに『ビリヤード・ハナブサへようこそ』と改題して文庫化)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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