出版社内容情報
その時、日本の命運がひとりの男に託された――。ペリー来航によって、日本は列強諸国がしのぎを削る国際社会に投げ出されてしまう。幕府の屋台骨が揺らぐと、状況打破のための秘密兵器として、あばた面の小男に白羽の矢が立った。男の名は、小栗上野介忠順。名門旗本家に生まれた若き天才官僚が挑むのは、世界最強の軍事力を誇るアメリカとの困難極まる交渉だった。日本の礎を築いた幕臣の、故郷のための闘いを描く歴史巨編!
【目次】
筑後の密命
ポーハタン号
失意の帰国
武力には武力で
因循姑息
横須賀製鉄所
大蔵大臣
破 綻
御直の罷免
烏川の露
解 説 末國 善己



