出版社内容情報
その時、日本の命運がひとりの男に託された――。ペリー来航によって、日本は列強諸国がしのぎを削る国際社会に投げ出されてしまう。幕府の屋台骨が揺らぐと、状況打破のための秘密兵器として、あばた面の小男に白羽の矢が立った。男の名は、小栗上野介忠順。名門旗本家に生まれた若き天才官僚が挑むのは、世界最強の軍事力を誇るアメリカとの困難極まる交渉だった。日本の礎を築いた幕臣の、故郷のための闘いを描く歴史巨編!
【目次】
筑後の密命
ポーハタン号
失意の帰国
武力には武力で
因循姑息
横須賀製鉄所
大蔵大臣
破 綻
御直の罷免
烏川の露
解 説 末國 善己
内容説明
その時、日本の命運がひとりの男に託された―。ペリー来航によって、日本は列強諸国がしのぎを削る国際社会に投げ出されてしまう。幕府の屋台骨が揺らぐと、状況打破のための秘密兵器として、あばた面の小柄な男に白羽の矢が立った。男の名は、小栗忠順。名門旗本家に生まれた若き官僚が挑むのは、世界最強の軍事力を誇るアメリカとの困難極まる交渉だった。日本の礎を築いた幕臣の、故郷のための闘いを描く歴史巨編!
著者等紹介
佐藤雅美[サトウマサヨシ]
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。雑誌記者等を経て作家となる。85年『大君の通貨 幕末「円ドル」戦争』で第4回新田次郎文学賞、94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kuppy
3
吉良上野介以来、縁起が悪いと言って就かない官職である上野介を名乗り、日米修好通商条約の不利な為替条件の改正のために奔走する。幕末の1ドル(メキシコドル)→3分(一分銀)→0.75両(天保小判)→3ドル(20ドル金貨)と香港などで3倍の利益を得ることが出来た。新政府のイギリスに対して幕府はフランスと組み借金で軍備を強化するが債券の価値がなくなる恐れから仏及び腰に。徳川の世が慶喜の優柔さ(平和主義者?)により瓦解する途中で高崎周辺で軍資金目当ての賊を成敗するも新政府の威を恐れる幕府役人によって首をはねられる。2026/05/15




