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出版社内容情報
最悪の状況から、一縷の望みを掴み取る――多次元空間で敦が見たものは!?
神人に斬られそうになった芥川を庇った敦は、神人の多次元空間に取り込まれてしまう。そこで、過去や己の内なる太宰と向き合う敦は、雨御前の謎に迫り…。反撃の糸口を掴むことはできるか…!?
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミキ
11
雨の御前を作ったのは上田秋成だったとはね。いい文豪を持ってきますね。2025/09/05
マキノ・ジロー
8
敦君の脳内にたまに現れては助言したり叱責したりする太宰さんについて不思議には思っていた。 太宰さんは異能無効化以外にも不思議な能力があるのか、それとも太宰さんと共に武装探偵社で仕事をしてきた経験から生まれたものなのか。 彼が敦君を思っていたのは事実だろう。 でも、敦君への仕打ちはどう考えても正しくない。敦君に呪いをかけてしまったのだから。 それでも敦君には師匠なのだ。憎んでいた師匠と共に扉を押す敦君の姿には、複雑な思いを抱いた。 しかし、「雨月物語」の上田秋成まで出てくるとはびっくりだね。2025/09/12
紅羽
7
シリーズ27巻目。遂に決着…かと思いきやまた新たな展開。どうなるのか全く予想が立ちませんね。また最初から読み返したくなってきました。2025/09/06
水面頼光
7
1人倒しても次々と強力な敵が出てくる。キン肉マン症候群…。2025/09/06
おのうち みん
7
ちょっと停滞してたのが一気に動き出した感。だいぶクライマックスになってきた。カフカさん絶対『三体』読んでるだろ! って思った巻。11巻でドストエフスキーの「罪の、異能者のない世界を創ります」の意味がだんだんと明らかになっていく。2025/09/04