出版社内容情報
【54巻あらすじ】ジャックとアニーは、魔法のツリーハウスにのって、カリフォルニア州モントレーを訪れる。モントレー湾には海藻ジャイアント・ケルプが森のように育ち、そこにたくさんの海の生き物が生息する豊かな海だった。なかでもラッコは、この海域の生態系の頂点に位置する大切な動物だったが、人間による乱獲で数が激減。それによりウニが大量発生して海藻を食いあらし、海域の生態系が深刻な危機にさらされていた。ジャックとアニーは、地元の漁師ボブの船でウニ漁を手伝っていたが、ダイビング中に大けがを負ったラッコとその赤ちゃんを見つけ、保護しようとする。しかしボブは、ぜったいにラッコを助けてはいけないと言う。このままではラッコの親子の命があぶない! はたしてふたりは――!?
【目次】
おもな登場人物/これまでのお話/
スキューバ・ダイビング!?/〈ボブのボート〉号/ラッコの日の出(サンライズ)/針のついた顔/水中の楽園/SOS! 巨大ケルプの森/岩場で見つけたもの/いま、サメって言った?/ボブの決断/さらば、友よ/海のワンダーランド/すばらしい水族館/ぼくたちにできること
動物保護・生物多様性について考えてみよう!「ラッコの海を守れ!」探険ガイド