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出版社内容情報
腐りきった教国から聖女セレナを救出したベルクとアリア。
「どうか力をお貸しください。バドル様の身が危ういのです」
そこに現れたのは、侯爵家内でベルクを冷遇していた元世話役のラティナだった。フィフスの扇動による王国の内乱や魔物の急襲で疲弊する兄を救うため、ベルクは再び祖国に舞い戻る。
「国の危機を目の前にして、見下していたはずの俺に縋る……お前等は、本当にそれでいいのか? 何も感じないのか?」
軍の全権指揮権を手に入れ、彼なりのやり方で騎士団を鼓舞しまとめるベルク。
やがて、無能とされていた侯爵家次男は魔物の軍団を前に、誰もが驚く卓越した軍略の才を発揮して――!?
【目次】
内容説明
腐りきった教国から聖女セレナを救出したベルクとアリア。「どうか力をお貸しください。バドル様の身が危ういのです」そこに現れたのは、侯爵家内でベルクを冷遇していた元世話役のラティナだった。フィフスの扇動による王国の内乱や魔物の急襲で疲弊する兄を救うため、ベルクは再び祖国に舞い戻る。「国の危機を目の前にして、見下していたはずの俺に縋る…お前らは、本当にそれでいいのか?何も感じないのか?」軍の指揮権を手に入れ、彼なりのやり方で騎士団を鼓舞しまとめるベルク。やがて、無能とされていた侯爵家次男は魔物の軍団を前に、誰もが驚く卓越した軍略の才を発揮して―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
腐りきった教国から聖女セレナを救出したベルクとアリア。難敵を退けた彼らの前に、侯爵家でベルクを冷遇していた元世話役のラティナが現れる第2弾。教国に復讐するバグラスや戦闘狂の白金級冒険者ロウドを何とか退け、帝国の救援も仰ぎながら的確な指示で教国の復興を進めるベルクにもたらされた王国の危機。兄のために葛藤を乗り越えて祖国に舞い戻ったベルクが、軍の全権指揮権を得て、彼なりのやり方で騎士団を鼓舞して危機に立ち向かう展開で、様々な因縁を絡めながら黒幕フィフスの陰謀を打ち破る熱い展開とその結末はなかなか良かったです。2025/08/02
真白優樹
9
セレナを救助した矢先、強敵との戦いで大ダメージを負った教国の復興に励む中、かつてのお付きメイドが王国の危機を伝えにやってくる今巻。―――国の為ではなく兄の為、新たな力を振るえ。 セレナもハーレムの一員になったりする中、戦乱の中でベルクの軍略の才能が目覚める巻であり、敵組織が意外と陣容厚い部分を見せながら計略を進めていく、世界が大きく進みだす巻である。一つの計画は挫くも、敵の大目標はもう最終段階。大きな戦いの予感は迫っている中、ベルクは白い破滅を食い止めることはできるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/08/03
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