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出版社内容情報
「そういうわけで、あんまりベタベタしないでね。もうわたしのだから」
梅瑠の怒濤のごときゴリ押しに負け、2ヶ月限定の暫定彼氏になった織見。
「あたしだってせんぱいのこと好きなのに!」
梅瑠の勝利宣言に、竹奈々もまさかのカミングアウト!?
そんな姉妹が織見を取り合う光景は、菊莉曰く“7年前”に近い状況で――。
織見は過去を思い出すため、吉城寺家の伊豆旅行に同行!
そこはかつて、織見が四姉妹からひとりを選んだ場所だった。
次第に思い出される、楽しくも苦々しい記憶。
『本当に好きなのは誰なのか、ちゃんとひとり選んでよ!』
せめぎ合う姉妹の絆と恋心、そして桜音の正体は――!!
【目次】
内容説明
「そういうわけで、あんまりベタベタしないでね。もうわたしのだから」梅瑠の怒涛のごときゴリ押しに負け、2ヶ月限定の暫定彼氏になった織見。「あたしだってせんぱいのこと好きなのに!」梅瑠の勝利宣言に、竹奈々もまさかのカミングアウト!?そんな姉妹が織見を取り合う光景は、菊莉曰く“7年前”に近い状況で―。織見は過去を思い出すため、吉城寺家の伊豆旅行に同行!そこはかつて、織見が四姉妹からひとりを選んだ場所だった。次第に思い出される、楽しくも苦々しい記憶。『本当に好きなのは誰なのか、ちゃんとひとり選んでよ!』せめぎ合う姉妹の絆と恋心、そして桜音の正体は―!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
怒濤のごときゴリ押しに負け、梅瑠の2ヶ月限定の暫定彼氏になった織見。梅瑠の勝利宣言に、竹奈々もまさかのカミングアウトする第3弾。姉妹が織見を取り合う光景は、菊莉曰く7年前に近い状況。過去を思い出すため吉城寺家の面々と共に、かつて自身が四姉妹からひとりを選んだ場所でもある伊豆旅行に同行する織見。そこで思い出していく楽しくも苦々しい記憶があって、思わぬきっかけから桜音の正体に思い至る過程には著者さんらしさを感じましたけど、過去の因縁にようやく決着をつけて、新しい恋の始まりを予感させる今後の展開が楽しみですね。2025/10/02
真白優樹
9
暫定彼女になった梅瑠が所有権を主張し、竹奈々が嫉妬を見せる中、過去を思い出すために伊豆への家族旅行について行く今巻。―――埋まる欠片、巡る思いの先に真実を探して。残る候補は蘭香か竹奈々、そんな中で伊豆への旅行で過去を思い出していく巻であり、桜音の正体へと迫り、一つ関係に決着をつけてまっさらな関係に辿り着く巻である。 確かな自分だけの思いに決着をつけて、その先に始める真っ直ぐな関係。果たしてこの先、姉妹はどんな攻勢を見せるのか。その先を是非、見てみたいものである。 次巻も勿論楽しみである。2025/10/01
ほたる
7
前半ラブコメパートからの後半は解決編へ。展開早まったからもう幕引きかなと思ったが、ここからが本番で面白くなりそうな予感がする。ここで終わるのはキャラの魅力的にもったいないので、切実に続きが出してほしいと思う。猛攻撃を見せてね。2025/10/03
MoriTomo
6
魅力的な四姉妹とのラブコメ第3弾ということで、物語の真相に迫る“7年前”に向き合う展開が描かれており、ヒロインたちが見せる猛アピールが凄まじくて胸焼けするほどでした。前巻で距離が縮まった梅瑠を筆頭に、竹奈々や蘭香も主人公へと歩み寄り、それぞれの過去や想いが深掘りされる描写に読み応えがありました。アピールの魅せ方も抜群で、主人公との掛け合いから生まれるラブコメ色の濃さが魅力的で、シリーズの中でも特に面白かったです。2025/10/09
leo18
5
2巻はまるまる梅瑠編だったのにこの巻は一気に解決編になってしまったのはさすがに駆け足感が。押せ押せヒロインたちはかわいかったけども。桜音の掘り下げはもう少し欲しかったな。2025/10/12