バンクハザードにようこそ

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041163382
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

司法書士の東雲は、箱根銀行に勤める友人、燎原が多額の金を横領して自殺したと、燎原の妹の杏子から聞く。二人は燎原が死ぬ前に残した、「箱根銀行は二百億もの金を粉飾しており、その責任を自分一人に押し付けようとしている」というメッセージを見つけ、燎原の自殺の謎を探ること、また、箱根銀行に復讐し、必ず潰すことを誓う。東雲は、実は詐欺師であることを杏子に打ち明けた。予算未達に追い込まれ融資先を必死に探す本店営業部、インサイダー取引の惧れのある未公開株に手をかける運用部、マスコミ対策に追われる広報部、赤字決算の粉飾をした経理部……。不正と陰謀にまみれた悪徳銀行を、天才詐欺師が鮮やかに追い詰める、痛快エンターテインメント!


【目次】

第一章 Money, Money, Money  
第二章 借金大王 
第三章 金持ちさんちの貧乏人 
第四章 あのカネを鳴らすのはあなた 
第五章 金もうけのために生まれたんじゃないぜ

内容説明

司法書士の東雲のもとに衝撃の知らせが届く。友人で箱根銀行の行員である燎原が多額の金を横領して自殺したという。しかしそれは、銀行が仕組んだ200億円の粉飾決算の罪を、すべて燎原になすりつける陰謀だった。燎原の妹・杏子とともに、東雲は箱根銀行への復讐を決意する。だが、東雲には誰も知らない顔があった―彼は、どんな相手でも華麗に欺く天才詐欺師。予算未達でなりふり構わず突き進む営業部、保身に走り悪事に手を染める運用部、そして粉飾の元凶である経理部。腐敗しきった銀行の闇を、鮮やかな策略で次々と暴き出す。巨悪を出し抜く、痛快無比の逆襲劇が幕を開ける!

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌10年にデビュー。同作は映画化もされ、「岬洋介」シリーズとしてベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

177
中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、池井戸潤モドキ地銀粉飾ミステリ、著者の得意分野でないため、薄っぺらい作品です。土地家屋調査士は、不動産の鑑定評価を行いません(笑) https://www.kadokawa.co.jp/product/322502001994/2025/09/04

いつでも母さん

138
ツッコミどころが満載!それはそれとして、復讐エンタメ小説を面白く読んだ。中山さん、新しいキャラ誕生ですよね?もっと読みたいと思ったのは私だけでしょうか?あぁ、当麻君、読みが甘かったね。とは云うものの私もその真相にはビックリでしたよ。銀行は破綻させたけれど、強羅グループ総帥・莞爾83歳はその後どんな舵取りをしたのだろう・・そっちが気になるところだ。2025/08/28

タイ子

81
司法書士の東雲昴。裏の顔は天才詐欺師。彼の元に届いた親友の自殺の報。銀行マンだった彼が銀行の金を横領して女に貢いでいた、その挙句の自死だったと。残された妹に託された遺書に東雲は親友の無実と確信を抱き銀行に復讐を誓う。詐欺師・東雲が銀行に仕掛ける罠の数々。地方銀行がつぶれるまでとことん追い詰めてやる。グループ総帥の元、一族運営で地方土地にはびこってきた銀行を破綻させるために、不動産詐欺、未公開株詐欺、役員の不倫報道。東雲が仕掛ける罠に気持ちよく掛かる銀行。最後のどんでん返しは予想の範囲だったかな。2025/09/05

HANA

64
署名本入手。銀行員の友人が横領の発覚で自殺。だがその横領は銀行の粉飾決算を押し付けられたものであった。真実を知った主人公は友人の妹と共に復讐すべく動き出す。という連作短編集。流石の筆力で、一編ごとに銀行を嵌めて追い詰めていく様がこちらの目を釘付けにするなあ。ただ追い詰める手法は経済に明るくない自分でも聞いた事のある手法が多く、銀行側の籠城人物が都合よく動きすぎる気がする。地面師とか一番警戒される奴だし。ただその分こちらが感じるカタルシスは凄いものがあり、読む度溜飲がどんどん下がっていく一冊でした。2025/09/01

オーウェン

63
昴は友人の燎原が務めている箱銀の横領が基で自殺したと知らされる。 そんなことをするわけないと信じ、妹の杏子から横領のデータを使い、箱銀を罠に嵌めていこうと企む。 昴は詐欺師であり、箱銀の人選から次々と詐欺をしていく。 案外詐欺が上手く行き過ぎの気がするが、各章ごとに痛快な余韻が得られるし、中山作品に欠かせないサプライズもしっかりある。 随分都合の良い奴だと思っていたが、やはり裏があった。2025/09/01

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