オーロラが見られなくても

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オーロラが見られなくても

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041163207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)


【目次】

内容説明

この旅はわたしたちへのご褒美なのだ。美しい街を歩いて、未知の料理と出会い、自分のためだけに時間を過ごす旅。人生に疲れた五人に、心地よい風が吹く。サーモンのクロケット、もちもちのツェペリナイ、マイナス十二度のアイスキャンデー。ドラマ「シェフは名探偵」原作者が贈る、おいしくて幸せな旅の短編集。

著者等紹介

近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学卒。在学中に執筆した『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。以来、細やかな心理描写を軸にした質の高いミステリ作品を発表し続ける。2007年刊行の『サクリファイス』が絶賛を浴び、同作で08年大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

182
近藤 史恵、5作目です。本書は、海外の旅をテーマにした連作短編集、オススメはエアーチケットも付属の「遠くの縁側」&表題作「オーロラが見られなくても」となります。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322502001269/2025/12/18

シナモン

105
人生に疲れた5人の海外一人旅短編集。アイスランドとかモロッコとかメジャーどころからちょっとはずれた旅先というのが良かった。素敵な街並み、大自然、美味しい食べ物、思いがけない人との触れ合い、描写が鮮やかで読みながらそれぞれの主人公と旅しているよう。元気出ました✨️2025/12/02

星群

90
ちょっとへこんじゃった人達が旅に癒される短編集。私、旅は断然国内派なんですが、海外もいいですね。行ってみたいと思ったのは、意外にも〝ハルビン〟。日本にはない種類の餃子の数々に、食べてみたい〝春餅〟!私もマイナス20度の世界でアイスキャンデー食べてみたい。今作はどちらかと言うと、北の旅行先が多い様なので今度は南の旅先の話も読めたらいいな。チケット付きなのが粋ですね、どこに連れて行ってくれるだろう。2025/12/20

pohcho

76
海外旅行をテーマにした短編五編。アムステルダムのコロッケ、ジブラルタルのフィッシュアンドチップス、アイスランドのホットドッグ、ハルビンの餃子など出てくる食べ物がどれもとても美味しそう。自販機でコロッケ買えるの面白い。モロッコからフェリーでスペイン、バスでイギリス領に行けるのもいいな。マイナス20度のアイスも食べてみたい(ああ、海外旅行に行きたくなってくる・・)話としては、表題作が一番よかった。家族の介護でずっと苦労してきた女性、これからは報われてほしい。2025/12/18

ひさか

74
22年7月角川文庫おいしい旅初めて編:遠くの縁側、野性時代25年7月号パンケーキとイクラ、3月号ジブラエルで会えたら、23年10月角川文庫おいしい旅しあわせ編:オーロラが見られなくても(加筆修正)、書き下ろし:マイナス12度のアイスキャンデー、の食べ歩き旅のお話5編を2025年11月角川書店刊。外国で食べ歩く人達が元気になるところが楽しくて良い。おいしいと癒されて元気になり、気づきや理解が得られる。ありそうなことで、自分でも確かめたくなってしまった。本に綴じられた橋本乙葉名義の航空券が面白い。2025/12/29

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