角川文庫<br> この夏の星を見る〈上〉

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角川文庫
この夏の星を見る〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041162910
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。

内容説明

2020年春、コロナ禍によっていつも通りはすべて消えた。天文部の亜紗は茨城県立高校の2年生。部活動の制約が多い中、スターキャッチコンテストの開催を模索していた。真宙は渋谷区立中学に入学したが、日々を憂い、「コロナ、長引け」と念じていた。円華は長崎県五島列島の高校3年生。吹奏楽部の活動が制限される中、級友に天文台に誘われる。離れた場所に住む中高生たちは星についての活動を通じて、やがてつながっていき…。

著者等紹介

辻村深月[ツジムラミヅキ]
2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セシルの夕陽

52
新・文庫化♡ 天体観測に熱い想いを投じる中高生たちの青春。ただ時は2020年のコロナに右往左往している真っ只中だ。正しく恐る、3密を避ける、感染予防を徹底する… 5年前の息詰まった毎日を思い出す。都内近郊と地方との違いもあったあの頃。大人も大変だったが、部活の大会や修学旅行、登校できない日々など、学生たちにとって一度しかない大切な時間も奪われた。できる範囲で楽しいことを見出した【スターキャッチコンテスト】が動き出した🌟 下巻へ!2025/06/29

よっち

32
コロナ禍による休校や緊急事態宣言。やりきれない思いを抱えている時に、天文に興味を持った中高生たちがスターキャッチコンテストに挑む青春小説。これまで誰も経験したことのない事態に直面する中、天文部に所属し望遠鏡で星を勝ちスピードを競う「スターキャッチコンテスト」開催を目指す高校生の亜紗、進学した中学の新入生で唯一の男子だったことにショックを受ける真宙、他県からの宿泊客が泊まるため、友人からも距離を置かれる旅館の娘・円華。そんな彼女たちが繋がりを得てこれからどういう展開になっていくのか続きが気になる上巻でした。2025/06/18

愛書家

18
この時期が書かれた時が、ちょうどコロナが流行っていて大変な時でした。当時の学生たちは悔しい思いをしたことは想像力が働くならば、きっと分かるかと。なので、当時を生きた人々はきっと共感しか生まないと思います。タイトル通り、星を見ることに対してをテーマにしています。なので、空に想いを馳せる、そんな感じでした。さて、絶望から希望を見出した学生たちは、果たしてその希望通り上手くいくのか、下巻に続きます。2025/06/26

みすみ

14
文庫化を心待ちにしてた。コロナ禍真っ只中、あらゆる活動に制限がかかった2020年。そんな中でも必死にやれることを探す中高生たちが、茨城、渋谷、五島の三カ所を繋いだオンラインでの天体観測会を企画する。「コロナ世代はかわいそう」なんて言わせない。そう叫ばんとするかのような、密でひたむきな青春がここにある。子どもの可塑性と可能性は宝。それを周りの大人たちが支え、伸ばそうとする構図にも希望を見た。続けて下巻へ。2025/07/06

kanaもん

12
コロナ禍のなかで無くなってしまった日常。それでもいろんなつながりができて。何の役に立つか関係なく、好きな気持ちや興味をもったまま成長してほしいという言葉に支えられる。下巻へ。2025/07/04

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