出版社内容情報
帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮な事故ではなく、事件だったーー。入院中、失った筈の右手に縋りつく女性の手の感触……。「みつけて」と結露した窓に描かれたメッセージ。千早は自分が事故に遭った日に殺されたという女性のことを思い出す。一方、県庁に勤める堅物でまじめな大野木は、急遽、特別対策室の室長を任命される。そこは行方不明者や怪異現象などの曰く付きの案件を専門とする部署で、組織でも秘密裡の部門だった。特別な対策を必要とする案件を解決するべく、大野木は紹介された霊能者、桜千早と出逢う。オカルトホラーバディここに開幕。
【目次】
目次
序
殘仇
掬魂
團死
洩呪
叫禍
支双
搖花
初日(書下ろし)
内容説明
帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮の事故でなく、事件だった。千早は入院中、失ったはずの右腕を掴む女性の手を感じ、結露した窓に「みつけて」という文字を見る。2年後、県庁に勤める堅物の大野木は、突如、行方不明者や怪異現象などの曰く付き案件を専門とする秘密裡の「特別対策室」室長に任じられる。案件を解決するべく、霊能者・桜千早を紹介されるのだが…。オカルトバディホラーここに開幕。
著者等紹介
嗣人[ツグヒト]
熊本県荒尾市出身。別府大学文学部史学科卒業。在学中は民俗学研究室に所属。2010年よりWeb上で「夜行堂奇譚」を執筆。22年『夜行堂奇譚』(産業編集センター)として初の著作を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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