出版社内容情報
高校3年生の燈田華南は、強盗4人組が高齢者宅に押しこもうとする現場に遭遇。勇気を振り絞って止めに入るも、強盗が手にする鋭いナイフを目にして腰を抜かしてしまう。絶体絶命の瞬間、チェスターコートを着た細身の男が現れ、強盗を撃退していく。助けられた華南に、男は「令和中野学校」へのスカウトを告げる――そこは諜工員を養成する特別施設だった。「JK」「高校事変」を超えるZ世代の青春バイオレンス、ここに開幕!
内容説明
高校3年生の燈田華南は、強盗4人組が高齢者宅に押しこもうとする現場に遭遇。勇気を振り絞って止めに入るも、強盗が手にする鋭いナイフを目にして腰を抜かしてしまう。絶体絶命の瞬間、チェスターコートを着た細身の男が現れ、強盗を撃退していく。助けられた華南に、男は「令和中野学校」へのスカウトを告げる―そこは諜工員を養成する特別施設だった。「JK」「高校事変」を超えるZ世代の青春バイオレンス、ここに開幕!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
332
他シリーズと関連あるみたいなので、巻が増える前に読み始めた。単体作品としては特に目新しさはなく、高校事変やJKと比べてもキャラも弱く感じる。それにしても、どのシリーズも強くなるのが早すぎる…。時系列もこんがらがってきてよくわからなくなってきた。これは事変より少し未来の話だろうか?ある程度、政府や自衛隊が機能してるっぽいのが不自然に感じてしまう。事変の新作はこっちの後が進行してからになるのだろうか。正直なところ、枝の話はこれくらいにして早く進めてほしいと思っている。タイガー田中も読むかも。2025/04/30
ひさか
64
2025年4月角川文庫刊。書き下ろし。今度は政府が関係する機関が登場するところが今までと違うが、松岡さんお得意の青春バイオレンスというのは同じ。少し予想はしていたのだが、次があったとして、どうしようかなと迷う。2025/06/28
tetsubun1000mg
57
筆者の作品は「八月十五日に吹く風」を読んで以来で久しぶりの選書。 筆者が諜報員シリーズや女子高生のシリーズ物は書いているのはタイトルを見る程度のレベルで知っていたが、想像以上にハードでバイオレンス満載な内容で驚いた。 設定も独特で、戦闘の描写も綿密で女子高生卒業のレベルでの実践はあり得ないと思えるのだが、段々と引き込まれていく文章は非常に巧み。 結果的に自分たちが法律では解決できない難問に役に立っていることで、自らの存在意義を見出していく過程が描かれている構成が良い。2025/09/16
saga
47
書名に惹かれて読んだが、現代の「陸軍中野学校」だと思ってはいけない。かの学校では「謀略は誠なり」の精神で、敵地に溶け込み地道な諜報活動を行うことが校是なのだ。本作は著者お得意の美少女バイオレンス小説で、法で裁けぬ悪を抹殺するために訓練する青少年を描くというもの。作中、生活保護の不正受給者を標的にする場面があったが、本来は保護費の上前をはねる悪人を叩くべきで、「これは(中野学校とは)違うな」との思いを強く持った。この手の物語は『高校事変』だけで十分かな。2025/11/09
かな
46
昔、どこかの中華料理屋で「陸軍中野予備校」という漫画が置いてあって、読んだ記憶があるのですが、内容は全く覚えていなくたしかギャグ漫画だったと。陸軍中野学校は、昭和の初めに実在したスパイ養成機関だと認識しているのですが、それが令和の時代に、松岡佳祐さんの作品として蘇る。作品の中に優莉と言う名前が出てくるので、高校事変と同じ時間軸なのかなぁと。主人公の華南は優莉兄弟みたいに絶対的強さは持っていないのですが、これから先どう関わってくるのか。タイガー田中は読んでないのですが、こちらも関りがありそうでした。2025/06/01
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