出版社内容情報
文部科学省に就職した澤田翔馬は、派遣された東日本大震災の仮設村で、一般職の水鏡瑞希と出会う。瑞希は仮設住宅に居座り続ける厄介な住人を、推理力を駆使して退去させたが、乱暴なやり方が非難される。澤田とともに研究費の不正使用を調査するタスクフォースへの異動を命じられた瑞希は、権力に迎合する官僚たちを目の当たりにする――。抜群のひらめきで不正や捏造を暴き出す。霞が関に波瀾が巻き起こる社会派エンタメ!
内容説明
文部科学省に就職した澤田翔馬は、派遣された東日本大震災の仮設村で、一般職の水鏡瑞希と出会う。瑞希は仮設住宅に居座り続ける厄介な住人を、推理力を駆使して退去させたが、乱暴なやり方が非難される。澤田とともに研究費の不正使用を調査するタスクフォースへの異動を命じられた瑞希は、権力に迎合する官僚たちを目の当たりにする―。抜群のひらめきで不正や捏造を暴き出す。霞が関に波瀾が巻き起こる社会派エンタメ!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akipon
2
旧刊を読んだときの内容は、ほぼ覚えてなかったので楽しめました。続いての改定完全版も楽しみにしてます。2025/06/26
Akio Aratani
2
読んでいたけど半分くらいしか覚えていない。 人の死なないミステリなので、良いけど、キャリアの差別意識は、辛い2025/06/11
Haji
1
オリジナルは10年前ですか…。このシリーズはバディの男性が毎回変わる構成もあってQやαシリーズのような相手との関係の変化や成長が無く、キャラも両者ほど特徴的ではないのであまり覚えていませんでした。読んでいるうちにおぼろげに思い出してきました。 「かなり角がとれて丸くなり、可愛げが増した性格」に修正されているとのことですが、旧作を引っ張り出して比較したところ、相手を追い込む際に溜め口やラフな若者言葉だった部分がですます基本の落ち着いた口調になってました。2025/06/12