角川文庫<br> 青瓜不動―三島屋変調百物語九之続

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
青瓜不動―三島屋変調百物語九之続

  • ウェブストアに832冊在庫がございます。(2025年08月19日 02時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041161234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!

内容説明

洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、けっして外には漏らされない―。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英語版『BRAVE STORY』でBatchelder Award、22年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

57
先の聞き手おちかの出産に絡んだ「青瓜不動」。「だんだん人形」に描かれいるのは役人の私利私欲によって起こった村が悲劇だが、怨みが生き残ったものを助ける力に変化している。「自在の筆」は、なんともおぞましい話。「猿の手」に似ているかもしれない。「針雨の里」は、「だんだん人形」と同じく、よくないものをよいものへと転化させた話。今回は、すさまじいまでにどろどろした話だけでなく、怖いけれど心が優しくなる話もあり、ちょっと趣向の変わった巻だった。2025/07/11

yamatoshiuruhashi

51
三島屋変調百物語第九巻。やっと文庫本になって手にできた。最初を文庫本で読み始めたので本棚の都合上、単行本は困るのだがなかなか文庫化してくれない。第九巻までも進むと以前のお話も忘れているところがある。行然坊の登場は懐かしくもあるが、はて、彼のお話の本題は何だったっけ、となってしまい困惑。宮部さん、もっと早いペースで描いてもらえないかな。本巻で第41話まで。百話に達するまで生きていられるのかな。土地の金気を抜くために植えられる青瓜。その話から富次郎がおちかの初産を助けることに。思いやる気持ちがいいね。2025/07/21

leelee

30
みんなが待ちに待ったおちかの出産、聞き手を引き継いだ富次郎が全力でサポート。「小梅ちゃん」なんて愛らしい名前だこと…おちか、おめでとう! 富次郎の葛藤に、描くことを続けてほしいと思える回でした。お勝のエピソードもあり、やっぱり読み応えのある文庫本は楽しい!!2025/08/12

ゴルフ72

26
宮部作品を久しぶりに読む。このシリーズは9作目らしいがおちかさんが嫁ぎ、赤ん坊をさぶかり出産と時間の経過がある中、富次郎さんが聞き役となり物語が動く。うりんぼは可愛いです。2025/08/17

イシカミハサミ

21
聞き手を富次郎にバトンタッチしてから いちばん楽しく読めた巻。 おちかはいよいよ出産のとき。 富次郎もがんばる。 だんだん人形のお話では、 支配する側の論理が見たかった。 ただ殺したのではなんの見返りも見込めなくなる。 戦国時代でも日本では庶民がそれほど殺戮の対象に なってはいないわけで、 ただ無意味に力の支配をしてきました、では物語が成立しない。 異例の短さの「自在の筆」のエピソードで ようやく聞き手が富次郎になったことの 読みどころが生まれた気がする。 お勝の過去に思いを馳せて、涙。2025/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22604783
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品