出版社内容情報
大晨帝国の名門・白家の分家の娘・彩玉(さいぎょく)は、
ある事情から皇后として後宮へ。
しかし皇帝の寵姫に嵌められ、禁足を命じられる。
悶々とする中、彼女は世話係で宦官の少年・彩珂(さいか)と入れ替わることを思いつく。
そして宮城で働く中、出会ったのは皇帝の双子の弟・黄燎(こうりょう)だった。
なんと彼は、病弱な皇帝の身代わりを務めることになるらしい。
秘密を知ってしまった彩玉だが、披露した「調色」の才を見込まれ、黄燎に仕えることに……。
【目次】
序
第一章 洗い尽くすは、鉛の華
第二章 扇の影、衣の香
第三章 龍は吟じ、虎は嘯(うそぶ)く
第四章 霓(にじ)の裳、羽の衣
終
内容説明
大晨帝国の名門・白家の分家の娘・彩玉は、ある事情から皇后として後宮へ。しかし皇帝の寵妃に嵌められ、禁足を命じられる。悶々とする中、彼女は世話係で宦官の少年・彩珂と入れ替わることを思いつく。そして宮城で働く中、出会ったのは皇帝の双子の弟・黄燎だった。なんと彼は、病弱な皇帝の身代わりを務めることになるらしい。秘密を知ってしまった彩玉だが、披露した「調色」の才を見込まれ、調色師として黄燎に仕えることに…。
著者等紹介
干野ワニ[ホシノワニ]
愛媛県出身。Web小説投稿サイトで活動し、2023年、『転生ナイチンゲールは夜明けを歌う~薄幸の辺境令嬢は看護の知識で家族と領地を救います!~1』(一二三書房)でデビュー。同年、「千夜一夜ナゾガタリ~義妹の身代りで暴君に献上されたまま忘れられた妃は、後宮快適ニート生活を守るため謎を解く~」で第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ライト文芸部門〉特別賞を受賞。同作を改稿・改題した、『金沙後宮の千夜一夜 砂漠の姫は謎と踊る』(角川文庫)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。