出版社内容情報
神が住まうという禁域・神奈備(かむなび)。
広大で危険なその樹海に足を踏み入れ、戻ってきた者はいなかった。
十十木(ととき)という少女を除いては。
彼女はかつて神奈備に迷い込み、
豊富な知識を持って戻ってきた。
そのため村の人々に「帰り者」と蔑まれつつも、知識を生かして暮らしている。
そんな中、彼女は上品な青年・六路(ろくろ)から神奈備の案内を頼まれる。
実は彼は国主の息子で、父親からある密命を受けていて……。
心震える和風ファンタジー!
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- 和書
- 日本語科学 〈2〉