出版社内容情報
流血の神子と呼ばれ、他者を自身の血で癒す力を持つアスターは、暴君に母親を人質に取られ戦場で力を奮い続けていた。だが、心が擦り切れる中、母親を守ることを支えに生きていたが、すでに亡くなっていることを知り、悲しみから神子の権能を失い、さらに王に逆らった罪で孤島の監獄に収監される。監獄は王に歯向かった優秀な人材の宝庫であり、囚人を統率する仮面の男エルととも反逆を企てる。その最中、看守の凶刃からアスターを庇ったエルが負傷し!? エルは「俺が君の安心になる」とアスターのそばにいることを誓うが…?
内容説明
流血の神子と呼ばれ、自身の血で他者を癒す力を持つアスターは、母親を人質に取られ、戦場で力を奮い続けてきた。しかし、その母がすでに亡くなっていることを知ったアスターは、悲しみから神子の権能を失い、さらに王に逆らった罪で孤島の監獄に収監されてしまう。監獄は優秀な人材の宝庫であり、アスターは囚人を統率する仮面の男エルと出会う。エルはアスターに王への反逆と安心して暮らせる国を作ることを約束し、「それまでは俺が君の安心になる」と誓う。だがその最中、看守の凶刃からアスターを庇ったエルが負傷し!?