角川文庫<br> 幕末万博騒動

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角川文庫
幕末万博騒動

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041158975
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

17歳の朝は、米利堅(メリケン)人通詞と日本人の遊女の間に生まれた子だ。ひょんな事から蔵前の墨長屋敷へ住み、常に洋装である。口入屋から通詞の仕事を紹介され、品川宿へ向かった。依頼主の仏蘭西の商人と話していると、1867年に開催されるパリ万博に、江戸幕府の他に薩摩藩も出るという噂を耳にする。万博参加は、国でないと出られないはずなのに、なぜ薩摩藩が…? 不思議に思いながらも長屋に戻った朝は、墨長屋敷にパリ万博の審査にて、闇組織「一目連」が参加するのを阻止すべしと、「仕組み」の依頼が入ったことを知る。出品物の「長益の茶碗」を巡る騒動のなか、朝は白と呼ばれる人物の協力を得て、佐賀の唐物屋(とうぶつや)に近づく。異国が日本に求めるものとは何か――日本初参加(!?)の万博の裏側を、朝の見た景色と共に描き出す!

内容説明

米利堅人の父と日本人の母を持つ朝は、蔵前の墨長屋敷に住み、通詞を生業としているが、ある日、仕事先でパリ万博に幕府だけでなく薩摩藩も出るという話を耳にする。万博は国でないと出られないはずなのになぜ…。一方、出品物の「長益の茶碗」を巡る騒動のなか、朝は白と呼ばれる人物の協力を得て、佐賀の唐物屋に近づく。異国が日本に望むものとは何か―日本初参加(!?)の万博の裏側を、朝から見える景色と共に描き出す!

著者等紹介

横山起也[ヨコヤマタツヤ]
編み物作家、文筆家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社顧問、株式会社日本ヴォーグ社「編み物チャンネル」顧問/ナビゲーターなどを務める。小説では『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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冬野

4
作者さん四冊目。表紙に書いていないが実質『編み物ざむらい』の続編。ここから読むとキャラとか関係性を把握するのがかなり難しそう。万博に向けて幕府や藩や外国の思惑が入り交じり、日本人と外国人の間に生まれた朝を翻弄する。編み物だけでなく金継ぎが重要なモチーフとして登場する。白の出自については驚くところはなかったものの、手仕事と時代の流れの関係についての解釈が印象的だった。すごいシーンで終わっているので続編が読みたい。感九郎の子がだいぶ大きくなっており、つい源太に思いを馳せてしまう。息災でいろよ、源太。星:4/52025/05/19

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