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出版社内容情報
「才能がないなりに……兄貴みたいになりたくて頑張ったんだ」
神童の兄と比べられ誰からも認められない日々に嫌気がさし家を飛び出した侯爵家次男。ベルクと仮名を名乗り、気ままな冒険者生活を楽しむ中、伝説級の魔物武器であるレアドロップを手に入れたことで、彼を取り巻く環境はたちまち一変する!
「やっと見つけた! ねえ、貴方の武器を見せてくれない?」
ベルクを追い求めてきた帝国の第三皇女アリアとの出会いをきっかけに、皇帝に能力を認められた彼は帝国称号騎士の座を与えられる。
やがてその名前と実力は大陸中に轟き、彼を冷遇してきた人間も手の平を返すほどの一流冒険者へと成長し――!?
内容説明
「才能がないなりに…兄貴みたいになりたくて頑張ったんだ」神童の兄と比べられ誰からも認められない日々に嫌気がさし家を飛び出した侯爵家次男。ベルクと仮名を名乗り、気ままな冒険者生活を楽しむ中、伝説級の魔物武器であるレアドロップを手に入れたことで、彼を取り巻く環境はたちまち一変する!「やっと見つけた!ねえ、貴方の武器を見せてくれない?」ベルクを追い求めてきた帝国の第三皇女アリアとの出会いをきっかけに、皇帝に能力を認められた彼は帝国称号騎士の座を与えられる。やがてその名前と実力は大陸中に轟き、彼を冷遇してきた人間も手の平を返すほどの一流冒険者へと成長し―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
19
神童の兄と比べられ、誰からも認められない日々に嫌気がさし家を飛び出した侯爵家の次男セルク。ベルクと名乗って冒険者として様々な出会いを果たしていくファンタジー。冒険者として着実に経験を積み重ねて、成長する日々を送っていたベルクが救った帝国第三皇女アリアと入手したレアドロップ。それが転機となり皇帝にも認められ、これまでの評価も見直されてゆくベルク。うっかりで済ませていいのか悩ましいやらかしが多くて苦笑いでしたけど、それでも何度も危機的状況を救って各方面から無視できない存在になりつつある今後の展開が楽しみです。2025/01/31
まっさん
16
★★★★☆ 神童と持て囃される兄と常に比較され、誰からも認められない日々を過ごしてきた侯爵家次男・セルクは、自身の境遇に嫌気がさし家を飛び出す事に。名前を変え、冒険者として一から出発する事になったセルクは、ある日異常な力を発揮する謎の魔物を討伐し、伝説上の存在であるレアドロップ武器を手に入れる。皇帝に能力を認められ、帝国称号騎士の座を与えられた彼の名前は大陸中へと響き渡り、その偉業はいつしか故郷へも知れ渡って… これはめちゃくちゃ面白かったですね。 パッケージやあらすじは正直そこまで特別に惹き込まれる→2025/02/22
真白優樹
8
誰にも認められず家出し別大陸で冒険者として生きる青年が、レアドロップと呼ばれる武器を手にし始まる物語。―――己の中、本当の願いを手にする時、軍たる力は目を覚ます。 何の柵もない世界で自分の力を磨き上げ、伝説の武器を手にしたことで全てが始まる物語であり、時に失敗したりしつつも段々と各方面から注目される人間へとなっていく、熱さと立身出世が見所である物語である。現れた敵の魔の手は根深く、新たな敵が動き出し。その中で示されたのは救世主となる道。果たして青年はどんな道を進むのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/02/01
史
3
ハーレムで強い感じのファンタジー。ハーレムなんだからもう少しイラストが欲しかった。全体的にダイジェスト気味である一方でテンポは良い。ゲームのノベライズとかスピンオフとか、そういう雰囲気がある。ある意味としてメタ的なものなのかもしれない。悪くない。2025/04/01
菊地
2
兄弟と比較されて低く評価され続けた結果として、家から出奔して、新しい道で成功するタイプの作品。 比較されてきた兄との関係自体は良好で、兄からは溺愛すらされているという構図が多少フックになっている。 同系統作品と比べると下半身具合は緩く、肉体関係を持つまでの流れもトントン拍子なので恋愛描写は薄目で、ハーレム味がかなり強い。 良くも悪くも全体的に軽めのサクセスストーリーでテンポ感は悪くないかな。2025/03/31