青のナースシューズ

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041157770
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

シングルマザーで働き詰めの母に代わって車椅子の弟の面倒を見てきた岡崎成道は、看護師を目指して大学に進学する。40人のクラスに男子はたった5人。覚悟はしていたものの看護業界は女性中心で、講義も実習もトラブル続きだ。自分は必要とされていないのではないか。思い悩む成道は、ある患者の担当になり――。


【目次】

第1章 白衣の力士
第2章 一歩の勇気
第3章 約束の握手
第4章 秋のエスケープ
第5章 始まりの音
第6章 天国からの伝言

内容説明

シングルマザーで働き詰めの母に代わって車椅子の弟の面倒を見てきた岡崎成道は、看護師を目指して大学に進学する。40人のクラスに男子はたった5人。覚悟はしていたものの看護業界は女性中心で、講義も実習もトラブル続きだ。自分は必要とされていないのではないか。思い悩む成道は、ある患者の担当になり―。頼られ、応える。ぼくは命と寄り添う看護師になる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

69
4年間、特待生で頑張る。母子家庭でヤングケアラーの成道は特待生を条件に看護大学を受験し合格した。40人のクラスに男子は5人、黒ウサギは目立つ。入学早々に男性であることを認識させられる。そんな中で実習でかかわる人たちとの触れ合い、気づきと学び。いつもながら藤岡さんの視線は誠実で優しい。若い人の夢のある姿を丁寧に描き思わずエールを送りたくなる。資格を取得したものの、離職率が高いと言われる看護師。どうぞ彼らが頑張れる社会になりますように。2026/03/08

ぼっちゃん

37
シングルマザーの母親に代わって、交通事故で車椅子生活となった弟の面倒を見てきた主人公が自分のために看護師を目指す物語。以前に読んだ『いつまでも白い羽根』も看護学校の話で過酷さは分かっていたが、今作は男性看護師ならではの苦労が描かれている。その中で自分が役に立つならと協力してくれる患者の西田さんがかっこよく、青色の意味も良かった。【図書館本】2026/03/20

aki

23
看護大に入学した新入生80人の内、成道を含めクラスに5人しかいない男性看護師の実習から卒業までの奮闘ぶりを描く。成道には事故で歩行障害が残り車椅子生活をしている弟がいて、家のことを引き受けているヤングケアラーでもあるけど、看護師になる為に学業にもひたむきに向き合い、実習の中で患者さんたちから様々なことを学んでいく。それぞれに悩みを抱え、時に看護師を目指すことの意味にぶち当たるも仲間の励ましで前に進んでいく姿に胸を打つ。あの青のナースシューズがあれば大丈夫!いつも寄り添い励まし、きっと力になってくれるはず。2026/03/08

TAKA

20
藤岡さんの今作もすごい良作。色々な事を抱えながら必死に頑張る姿に感動し応援したくなった。この先の看護師としての活躍する姿も読んでみたい。タイトルから女性のナースをイメージしてしまっていた。今の多様性の時代に思い込みはいけないなと反省。2026/03/09

柊子

9
「青い」ではなく「青の」というタイトルに、主人公の力強さと決意、そして希望を感じる。「青は空と海の色。自然界に最初からある自由な色だ」西田さんのこの言葉が、物語の主題であり、メインテーマだろう。「いつまでも白い羽根」を思い起こさせるストーリー、やはり藤岡さんはこういう話を書いてほしい。受験ものより、ずっと心に響く。2026/03/01

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