出版社内容情報
行き遅れを心配されつつも両親の小茶屋「たけの家」を手伝っていたおなつ。ところが火事で父は亡くなり、母は寝込んでしまった。浅草猿若町に店を移して再起を図るが、他の店に出遅れた上、奢侈禁止の世とあってなかなか客が入らない。重責と不安に潰されそうな彼女だったが、不器用ながらも自分を励ましてくれる弟をはじめ周囲の支えに気付き、やがて店を背負う覚悟を固めてゆく――。美味しくて温かな新シリーズ、開店!
内容説明
行き遅れを心配されつつも両親の小茶屋「たけの家」を手伝っていたおなつ。ところが火事で父は亡くなり、母は寝込んでしまった。浅草猿若町に店を移して再起を図るが、他の店に出遅れた上、奢侈禁止の世とあってなかなか客が入らない。重責と不安に潰されそうな彼女だったが、不器用ながらも自分を励ましてくれる弟をはじめ周囲の支えに気付き、やがて店を背負う覚悟を固めてゆく―。美味しくて温かな新シリーズ、開店!
著者等紹介
佐々木禎子[ササキテイコ]
北海道札幌市出身。1992年、雑誌『JUNE』に掲載された「野菜畑で会うならば」でデビュー。女性向けジャンルで活躍した後、『鬼石』『くくり姫』で一般小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
20
時代物も書かれるんだ!と、手にした作品。何となく読了…、ちと好みでなかったです。2025/07/12
ごへいもち
10
表紙絵は可愛くて元気そうだけれど話はちょっと面倒くさい。次は読まないかも2025/05/11
まゆこ
4
★★★☆☆2025/08/20
砂ちゃん
2
主人公(店主)が思ってたより大人というか、役者とパトロンのBLとか、ちょっとびっくり。 登場人物それぞれが頑張って生きてて応援したかったりとか、ご飯が美味しそうなのとかはいつものこの作者さんで好きw2025/07/04
punto
1
なんか時々この作家さんとは波長が合うらしい。姉弟の素直ではない家族愛にほっこりした。江戸時代の風土とか役者の事情とか、もどき料理も興味深かった。あと、凧揚げのタコってイカだったんだ。驚き。2025/08/20