出版社内容情報
行き遅れを心配されつつも両親の小茶屋「たけの家」を手伝っていたおなつ。ところが火事で父は亡くなり、母は寝込んでしまった。浅草猿若町に店を移して再起を図るが、他の店に出遅れた上、奢侈禁止の世とあってなかなか客が入らない。重責と不安に潰されそうな彼女だったが、不器用ながらも自分を励ましてくれる弟をはじめ周囲の支えに気付き、やがて店を背負う覚悟を固めてゆく――。美味しくて温かな新シリーズ、開店!
内容説明
行き遅れを心配されつつも両親の小茶屋「たけの家」を手伝っていたおなつ。ところが火事で父は亡くなり、母は寝込んでしまった。浅草猿若町に店を移して再起を図るが、他の店に出遅れた上、奢侈禁止の世とあってなかなか客が入らない。重責と不安に潰されそうな彼女だったが、不器用ながらも自分を励ましてくれる弟をはじめ周囲の支えに気付き、やがて店を背負う覚悟を固めてゆく―。美味しくて温かな新シリーズ、開店!
著者等紹介
佐々木禎子[ササキテイコ]
北海道札幌市出身。1992年、雑誌『JUNE』に掲載された「野菜畑で会うならば」でデビュー。女性向けジャンルで活躍した後、『鬼石』『くくり姫』で一般小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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