角川文庫<br> ともえ

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角川文庫
ともえ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041156513
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大津にある近江義仲寺で、運命的な出会いをした松尾芭蕉と智月尼。歌という共通の興味を通じて、二人はゆっくりと惹かれあっていく。その二人の関係に、500年前の木曽義仲と巴御前の壮絶な愛の物語が重なり合っていく――。大津市膳所にある近江義仲寺で、義仲と芭蕉の墓、巴御前を供養する巴塚がひっそり並んでいる。なぜここに芭蕉の墓があるのかという謎に絡めて、女性でありながら武将として愛する人を守った巴御前と、運命を受け入れつつも新たな出会いにより忘れかけていた「自分」を取り戻した智月尼。激動の時代に、自分らしく生きようとした女性たちの姿を描く、心震える歴史物語。

内容説明

したたるような緑に抱かれた、大津にある近江義仲寺。巴塚に詣でていた智月尼は、旅装束の男と出会った。尼姿を巴御前の化身かと思い驚いたらしい男は、松尾芭蕉と名乗る。やがて俳諧を通じて2人は惹かれあっていく―。女武者として愛する人と共に戦った巴御前と、過酷な過去を背負いながらも、人生を取り戻した智月尼。500年を経て、数奇な運命が重なり合う。大切なものを守るために命をかける人々の姿に心震える歴史小説。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
静岡市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳・作家活動に入る。1996年、『眩惑』でデビュー。2003年、『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞を受賞。07年、『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞を受賞。12年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞。18年、『今ひとたびの、和泉式部』で第10回親鸞賞を受賞。平安から江戸以降まで、幅広い題材に取り組み、新しい感覚の時代小説の書き手として注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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エドワード

17
木曾義仲の墓は大津の義仲寺にある。そばに愛妾の巴御前の塚が並んでいる。元禄時代、巴塚に参る智月尼は、旅姿の松尾芭蕉と出会う。偉大な俳諧師との邂逅に驚きながら、俳諧を通じて親交を深め、やがて芭蕉に惹かれていく智月尼。物語は源平合戦の時代と元禄を往来し、読者を不思議な夢幻の世界へ誘う。従兄の源頼朝に追われ敗走する悲劇の男女と、年老いて想いを伝えられない男女のパラレルワールド。かつて宮廷に仕え、数奇な運命を経てこの庵にいる智月尼と、義仲亡き後も運命に導かれて生きる巴の姿が重なり、重厚な歴史絵巻を堪能できる。2025/02/06

水さん

2
時代を隔てた、芭蕉と巴御前の物語は、歴史にも愛情にも引きつけられました。2025/01/25

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