出版社内容情報
この地にはかつて神が訪れ、「神石」を十三の部族に与えたという。
人々の心をひとつに統一する力を持つ神石。
最後にただひとつ残った神石を手にした者が、「神北の王」となるのだ――。
神北の少女・ナツイの持つ首飾り・大珠に触れ、失っていた記憶を取り戻した元鎮守兵の青年・犀利。
すべての過去を思い出し、冷酷さと野望を心に宿した男は、隠密集団「鷺」を窮地に陥れる。
大珠を奪い返し、その権能で再び元の犀利を取り戻すと心に誓ったナツイは、男と共に朝廷側の本拠・四方津の都に向かうことに。
見たこともない巨大な宮城、豪華な料理、美しい装束。絢爛な都の人々と関わっていく中で、ナツイは神北が直面している壮絶な運命を知ることになる――。
壮大な神北の地を舞台に繰り広げられる、残酷かつ愛おしい物語。
「神招きの庭」シリーズの著者が贈る、和風ファンタジーシリーズ、第1巻&第2巻同時発売!
内容説明
ナツイが持つ翡翠の大珠に触れ、真の人格と記憶を取りもどした青年・犀利。本来の野望を思い出したその男は“鷺”の隠れ里に火をかけ仲間を窮地に陥れる。大珠の力で再び自分が愛していた犀利にもどすと誓ったナツイは、彼は共に朝廷の本拠・四方津の都へ向かう。巨大な宮城、美しい装束。絢爛な都の人々と関わる中で、ナツイは神北に秘められた驚愕の真実を知る―。少女は運命を変えられるのか?古代和風幻想譚、慟哭の第2弾。
著者等紹介
奥乃桜子[オクノサクラコ]
群馬県出身、富山県在住。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、「あやしバイオリン工房へようこそ」で2017年ノベル大賞佳作受賞、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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