出版社内容情報
『メメンとモリ』に続く、
ヨシタケシンスケのもうひとつの世界。
毎日いろんなゲームをする。
何があってもゲームをする。
なぜならそういうゲームだから。
ヨシタケシンスケが描く、ゲームとしての日常。
めざせ、高得点。
内容説明
5秒で勝負がつくゲームも、結果がわかるまで50年かかるゲームもある。かちまけのあるゲームも、ないゲームもある。外からみるとまけの人が、実はかちのゲームもある。毎日いろんなゲームをする。何があってもゲームをする。なぜなら、そういうゲームだから。ヨシタケシンスケが描く、ゲームとしての日常。めざせ、高得点。
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
234
ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。小さい頃は、本書の様に拘りがあったような気がします(笑) https://www.kadokawa.co.jp/product/322407001123/2024/11/21
いつでも母さん
142
「そういうゲームだから。」ヨシタケシンスケさんが感情爆発の私の頭を落ち着かせるように言ってくれている。こっちのレジの方が早そうだから・・そうかゲームなのか。自分が「正解」の側にいないことのさみしさ・・これもゲームだったのか。許したり忘れたフリなんか出来ない負けゲームばかりの私に、いろんなゲームがあるんだよって・・そう思えるだけで、ほんのちょっとは楽に息が出来るかもしれない。そんな読後感。『人生のあがり』に結果が分かるのだろうか?引き分け位で丁度いい気がするのだけれど。2024/12/16
馨
141
ヨシタケシンスケさん作品。これもめちゃ好きです。絵本と言っても漢字も普通に使っているし大人向けですよね。みんなの日常は、仕事も学校も人付き合いも、楽しいことも苦しいことも何でもゲームなんだと。高得点を目指してみんな頑張ったり乗り越えたりするんだと考えて、気楽に生きれば良いと背中を押されました。2024/12/14
とよぽん
135
そういうゲーム、どういうゲーム? ああ、なるほど。無理ゲーという言葉がいつの間にか広がって、書籍のタイトルにも見える世の中である。ヨシタケシンスケさんの哲学的観察に参りました! 私が一番響いたのは「どうしようもない材料で少しでもマシな未来がつくれるか。」だ。最後の2つのゲームは、ヨシタケシンスケさんご当人のものかもしれないと思った。表紙と裏表紙の絵をどう解釈したらよいのか、難しい。これも、そういうゲーム?2025/01/13
けんとまん1007
95
そうそう、そう考えると随分気楽になれるね。それで、全てが終わってしまうことは・・・・無い・・・と言いたいが、極めて稀なんだ。そこにあるのは救いなのかな。気持ちが、こころが、五感がふっと軽くなる。2025/02/11