出版社内容情報
荒んだ生活を送るメロは、有名実業家が主催するゲーム「FURY RAIL」にエントリーした。賞金は1億円、参加者は各々の出発地点から列車で東京駅を目指す。金さえあればどん底から這い上がれると信じる人々が集結した。狡猾な心理戦、変更されるルール、想像を絶するペナルティー――ゲームは徐々に狂気の様相を呈しはじめ、メロは自身が恐ろしい状況にあることに気づく。人生の一発逆転をかけた壮絶なサバイバルゲーム、開幕!
【目次】
目次
ライナーゲーム
内容説明
荒んだ生活を送るメロは、有名実業家が主催するゲーム「FURY RAIL」にエントリーした。賞金は1億円、参加者は各々の出発地点から列車で東京駅を目指す。金さえあればどん底から這い上がれると信じる人々が集結した。狡猾な心理戦、変更されるルール、想像を絶するペナルティ―ゲームは徐々に狂気の様相を呈しはじめ、メロは自身が恐ろしい状況にあることに気づく。人生の一発逆転をかけた壮絶なサバイバルゲーム、開幕!
著者等紹介
最東対地[サイトウタイチ]
1980年5月9日生まれ。大阪府交野市出身。2013年より執筆活動を開始。ホラーブログ『最東対地の嗤う壺』開設。第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した『夜葬』がヒット作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
63
勝ったら賞金1億円のデスゲーム、負けたら…。どん底の人達による狡猾な心理戦や壮絶なバトル。貧乏なメロは妹の結婚資金を稼ぐために有名実業家が主催するゲームへエントリー。参加者は皆バラバラの出発地点から目的地の東京駅を目指す。まるでリアル桃鉄のようだが仕掛けられた罠やペナルティはかなりキツイ。中には想像を絶するものも…。まさに命がけのゲームをメロは妹や友人のため走る、まるでメロスのように。プレーヤーのキャラが強烈過ぎて少しコミカルだが内容は結構エグい。ただ軽い語り口で隙間時間にサクッと読みやすいのがよかった。2025/09/23
備忘録
22
デスゲームなので、ホラーということだろうか 残酷なシーンは所々あるものの、ホラーという印象よりもゲーム性等で楽しく読んだ印象 妹の結婚式費用が手に入ればくらいの気持ちでデスゲームに参加してしまった主人公が親友の危機を救う為に覚醒し優勝を目指す様を もう一組の主人公というべき、じぇーことチビの姿と交互に描いていく ゲームの展開やそれぞれのキャラの変化や成長を見守るうちに一気に読み終わり、とても面白かった2025/09/08
ユウハル
10
デスゲーム…ちょっと苦手で読むの辛いかな…と思っていたのですが、読みはじめたら面白くて止まらない!さすが最東さん!!スピード感あふれるゲーム展開に魅力的なキャラクターたち。物語(ゲーム)の先が気になって気になって、あっという間に読んでしまった!!凄く楽しかった!!2025/08/25
KDS
6
優勝賞金一億円を巡り開催された有名実業家が主催するゲーム「FURY RAIL」。参加者は各々ランダムな地点から電車で東京駅を目指す。簡単にいうとリアルすごろくといったところだが、ゲームに失格すると恐ろしいペナルティが待っていて…?妹の結婚資金のため参加した主人公の「メロ」はルール違反のため失格しかけるが、そのペナルティで囚われた親友の「セリ」が酷い目にあうのを回避するため、自らが彼の身代わりになると決意する。条件はゲームに戻り優勝すること。これって完全に「走れメロス」の現代版。凝った設定が楽しめる作品。2025/08/24
あんぱん
1
「走れメロス」×「桃鉄」×「イカゲーム」のホラー。 でもそこまで怖くなくスイスイと読み進めることができます。最近はホラーといえばモキュメンタリーが主流ですがたまにはデスゲームもいいですね。2025/08/29
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